
卵子凍結の年齢制限は「採卵」「保管」の2種類ある
前項でお伝えしたように卵子凍結の年齢制限には、「採卵」の年齢制限と、「保管」の年齢制限の2種類があります。 卵子の質を良い状態で保存することと、高齢出産のリスクを考慮してこのような年齢制限を設けています。 それでは具体的に見ていきましょう。
「採卵」の年齢制限は40歳未満

「保管」の年齢制限は50歳未満

凍結卵子で妊娠できる年齢と確率は?


- 30歳以下 ・・・45%程度
- 31~34歳・・・35%程度
- 35~37歳・・・30%程度
- 38~39歳・・・20%程度
- 40歳以上 ・・・15%以下
まとめ

- 「採卵」については、40歳前後まで
- 「保管」については、50歳前後まで
▼この記事の監修は…
医師紹介:岡田 有香(おかだ ゆか) 産婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医、グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 順天堂大学医学部卒/聖路加国際病院8年勤務 現在まで産科、婦人科全ての領域に携わる。不妊治療を行う中で、不妊予防に興味を持ち、自身のInstagram(@dr.yuka_okada)でも生理痛や不妊、妊活の知識を発信している。 資格:da Vinci certified First Assistant (ダビンチ認定資格取得術者) 、日本母体救命システム普及協議会J-CIMELSプロバイダー 所属学会:日本産婦人科学会、日本生殖医学会、日本女性医学会、日本産科婦人科内視鏡学会、NPO法人日本内膜症啓発会議 |
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