
目次
一度の採卵でとれる卵子の個数は?
「卵子って、そもそも一度にたくさん採取できるものなの?」…小さい頃、保健体育の授業で男女別々の部屋に分かれて聞いた話では、生理が来て排卵される卵子は1回に1個と言っていた覚えがあります。 実際、卵子凍結に向けて排卵誘発剤を打つと、1の生理周期で複数個の卵子を採取することができます。年齢や個人によっても異なりますが、平均6~10個程度とされています。 「そんなに採卵できるなら、何回も行わなくてよいのでは?」と思われるかもしれませんが、20代での卵子凍結を望む方が多くなってきている理由のひとつは、採卵できる「数」や「質」は年齢に大きく左右されるからなのです。20代であれば、1回で10個近くの採卵が可能で、80%の確率で子どもを授かることができますが、37歳で同様の確率で子どもを授かるには平均5回の採卵が必要なため、あらゆる負担は5倍以上になります。このように年齢が上がるにつれ、妊娠の可能性を維持するために、卵子凍結する数を多くする必要があります。逆に若いうちに健康な卵子を大切に保存しておくことが重要になります。
妊娠するために必要な凍結卵子の数は、少なくとも10個

- 30歳以下 ・・・45%程度
- 31~34歳・・・35%程度
- 35~37歳・・・30%程度
- 38~39歳・・・20%程度
- 40歳以上 ・・・15%以下
採卵って痛いの?麻酔は使える?

採卵にはどれくらい通院が必要?

卵子凍結の個数が多いと、費用も高くなるの?

費用・身体的負担の面からも、卵子凍結は早めの実施がおすすめ

まとめ

▼この記事の監修は…
医師紹介:岡田 有香(おかだ ゆか) 産婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医、グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長 順天堂大学医学部卒/聖路加国際病院8年勤務 現在まで産科、婦人科全ての領域に携わる。 不妊治療を行う中で、不妊予防に興味を持ち、自身のInstagram(@dr.yuka_okada)でも生理痛や不妊、妊活の知識を発信している。 資格:da Vinci certified First Assistant (ダビンチ認定資格取得術者) 、日本母体救命システム普及協議会J-CIMELSプロバイダー所属学会:日本産婦人科学会、日本生殖医学会、日本女性医学会、日本産科婦人科内視鏡学会、NPO法人日本内膜症啓発会議 |
202212.jpg)
- https://courrier.jp/news/archives/155858/
- https://www.sonoda-art.com/blog/2020/03/27/%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E5%8D%B5%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%95%B0/
- 採卵の痛みってどんなかんじ? ~アンケート集計報告~ | 桃クリブログ – 大阪の不妊治療なら【園田桃代ARTクリニック】 (sonoda-art.com)
- https://gracebank.jp/charge/
- https://faq.gracebank.jp/s/article/how-many-eggs-are-frozen-in-one-cycle
- https://faq.gracebank.jp/s/article/number-of-egg-freezing
- https://faq.gracebank.jp/s/article/merit-egg-freezing
- https://faq.gracebank.jp/s/article/age-limit