【年代別】体外受精の妊娠確率｜体外受精の妊娠確率を高めるポイントは？

2023年10月30日2024年11月24日

自然妊娠することもあれば、体外受精で授かることもあるなど、妊娠する方法は人それぞれです。体外受精を考えている、または実施中の方向けに、どれぐらいの確率で妊娠できるのか、年代別の体外受精の妊娠確率、体外受精の妊娠確率を高めるポイントをご紹介します。

1 【年代別】体外受精の妊娠確率
2 体外受精の流れ
3 体外受精で妊娠確率を高めるポイント
- 3.1 若いうちに「卵子凍結保存」を行っておく
4 まとめ

【年代別】体外受精の妊娠確率

不妊治療のため凍結した卵子を融解後に、良好な受精卵が確保できた場合の妊娠率は以下の通りです。(日本産科婦人科学会データより)

このデータによると、30歳以下の妊娠率は45%であるのに対し、40歳以上になるとその確率は15%以下となり、妊娠率は10歳の差で30%もの差が出ています。

30歳以下：45％程度
31～34歳：35％程度
35～37歳：30％程度
38～39歳：20％程度
40歳以上：15％以下

※自社HPよくある質問より内容抜粋（https://gracebank.jp/question/）

体外受精の流れ

体外受精はどのように行われるのか、ここで大まかに体外受精の流れを見ていきます。

まず、卵胞が十分に育って成熟した卵子となり、排卵を促し、採卵します。その後、採卵された卵子に精子を振りかけ体外受精させます。発育した胚の中から、グレードが良いものを選び、子宮の中に移植します。胚が着床していれば、妊娠という流れとなります。

卵胞が十分に育って、卵子になる
排卵を促す　　
採卵
体外受精
胚移植
妊娠

※参考　両角レディースクリニック（https://morozumi-lc.com/contents/advanced-reproductive/ivf.php）

体外受精で妊娠確率を高めるポイント

質の良い卵子を採取する
質の良い精子を採取する
質の良い胚を選定する
体の環境を整える

体外受精や顕微授精に、質のいい卵子や精子を使用することは、良好な胚を作るために重要です。日々の食事や生活習慣などを見直すことで、少しでも良好な状態にしましょう。誤ったダイエットなどをしないように、妊娠に向けての基本の食生活を見直して、適度な運動をする、良質な睡眠を取る、体を冷やさない、ストレスをためないなど生活習慣にも配慮しましょう。

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※参考　木場公園クリニック（https://kiba-park.jp/column/c16-0828/）

若いうちに「卵子凍結保存」を行っておく

若く妊孕力の高いうちに卵子を凍結保存しておくことも、将来の体外受精の成功率を高める方法のひとつです。卵子が若ければ、母体が妊娠適齢期をすぎても、妊娠出産率が高いというデータがあります。

卵子が若ければ、40代の体外受精による出産率は20代と大きく変わりません。(米CDC、2021)

※自社HPより抜粋（https://gracebank.jp）

卵子凍結保存は確実に卵子を採取するため、排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行い、いくつかの卵胞を育てて採卵に臨みます。そうすることで、1回で複数個の卵子を採取することができるのです。採卵した卵子は、高速で凍結する急速ガラス化法により凍結され、マイナス196℃の液体窒素内に保存することにより、半永久的にそのままの状態を保つことができます。(※1)卵子凍結保存にかかる費用は、麻酔なし、成熟卵9個を凍結・保管した場合ですと、約39万円です。(※2)

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卵子凍結、保管サービスを行うGrace Bank、国内最大級バンクであり、過去25年以上に亘って無事故を誇る安心の保管システムを運用するステムセル研究所と提携し、万全の環境であなたの大切な卵子を保管できます。(※3)また、Grace Bankでは国内最高峰の厳選された不妊治療クリニックを全国に組織化しているので、転勤や引っ越しの際でも凍結卵子をどの提携クリニックでもご利用いただけます。(※4)

※1　自社HPより内容抜粋　卵子凍結とは – Grace Bank（グレイスバンク） | 卵子凍結保管サービス
※2　自社HPより内容抜粋　費用 – Grace Bank（グレイスバンク） | 卵子凍結保管サービス
※3　自社HPより内容抜粋　25年以上無事故の安心の保管システム – Grace Bank（グレイスバンク） | 卵子凍結保管サービス
※4　自社HPより内容抜粋　厳選クリニックの全国ネットワーク – Grace Bank（グレイスバンク） | 卵子凍結保管サービス