卵子凍結にかかる費用は、クリニックにお支払いいただく採卵・凍結費用と、Grace Bankにお支払いいただく保管費用に分かれます。採卵・凍結費用はクリニックによって、また採卵回数や採卵個数によっても異なりますが、おおまかな目安として、1回の採卵で10個の卵子が採れた場合、初年度で総額50~60万円、次年度以降、毎年3万円の保管費用が発生します(いずれも税別)。

Grace Bankで発生する保管費用は以下の通りです。

■Grace Bank にお支払いただく費用

◇初期費用 10万円(税別)

初回のご利用時のみ発生する費用で、2回目以降の採卵時には不要です。Grace Bankが提携している各種福利厚生サービスの会員には割引が適用される場合がありますので、詳しくは各福利厚生サービスにお問い合わせください。初期費用は、クリニックでの採卵・凍結後、お客さまからのご報告を受けて請求させていただきます。クリニックから弊社専用タンクのある保管施設への移送費用は初期費用に含まれており、個別に請求することはありません。

◇年間保管料 3万円(税別)/1ケーン

採卵した卵子は、クライオトップ(商品名)と呼ばれる凍結用のデバイス(器具)に載せて凍結されます。デバイス1本あたり卵子は最大3個まで載せることができ、このデバイスをケーンと言う筒状の容器に1ケーンあたり5本まで格納して保管します。この筒状の容器であるケーンがGrace Bankがお預かりする卵子の保管単位で、1ケーンあたり最大15個までの保管が可能です。Grace Bankの年間保管料はケーン単位で発生し、1回の採卵で採れた成熟卵(将来受精・着床可能な状態の卵子)の保管は15個まで年間3万円、16~30個で6万円(3万円×2ケーン)、31~45個で9万円になります。なお、採卵を複数回実施する場合、保管する卵子の合計が15個以下であっても、採卵ごとに別のケーンを使用するため、採卵回数に応じてケーンは増加いたします。

1回の採卵でも、採卵時に未成熟で1~2日程度の培養により成熟卵として凍結可能な場合、タイミングをずらして凍結する場合があり、その際も同じケーンでの保管は可能ですが、同じデバイス上での凍結・保管ができないため、デバイスの数が増えた結果、15個の卵子でも、2ケーンに分かれての保管になってしまうことがあります(成熟卵子13個をデバイス5本で凍結、残り2個は培養後追加のデバイスで凍結した場合)。詳しくはクリニックで採卵時にご確認ください。

2年目以降の年間保管料については、卵子のご利用、お申し出による保管の終了、ご年齢による満期での契約終了のいずれかが発生しない場合、採卵日の翌月末のタイミングで、ご登録のクレジットカードに毎年自動課金されます。

卵子凍結代と1年目の保管料がセットになっているクリニックの場合には、初年度の保管料はクリニックと一部重複いたしますが、Grace Bankでは移送・保管プロセスの効率化・集約化により安全な保管と料金の低減を実現しており、重複部分についての割引、返金は行っておりません。

◇出庫費用 実費(都内で3万円程度)

将来Grace Bankでお預かりしている凍結卵子をご利用になる場合には、保管施設からクリニックまでの移送について、専門業者による移送費用の実費を請求させていただきます。複数のケーンをお預けいただいている場合、ケーン単位での出庫が可能です。

■クリニックにお支払いただく費用の目安

未受精卵の採卵・凍結は自由診療となりますので、クリニック毎に価格設定が異なります。また、同じクリニックでも、検査の内容や排卵誘発剤の種類・投与量、凍結する卵子の個数により、費用が変わってきます。ここでは、一般的な例としての採卵・凍結にかかる費用をご案内します。細かい料金設定については、各クリニックにお問い合わせください。

①準備:約10万円(7〜12万)

(初回検査、ホルモン検査、排卵誘発剤など)

②採卵:20万(個数にかかわらず)

※麻酔ご希望の場合は、局所麻酔2万、静脈麻酔5万が加算

③凍結:1本3万円(1本に3個まで凍結可)

(4~6個は6万円、7~9個は9万円、10~12個は12万円)

①~③の合計で39万円

(税別、麻酔なし、成熟卵9個を凍結・保管した場合)

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