卵子凍結について

卵巣年齢を若くする方法はある?自宅で1分でできる卵巣年齢チェックをご紹介!

卵巣年齢とは?

卵巣年齢とは、今卵巣にある卵子の元である「原始卵胞数」から卵子の年齢を表したものです。そもそも、卵子は胎児のときにお腹の中で作られたときが最大数で、以後生理のたびに減っていきます。そのため、卵巣年齢=今自分の体に、体内にどれぐらいの数の卵子が残っているかを知る事ができれば、ライフプランとしての妊娠のタイムリミットを知ることができます。

年齢による卵細胞数の変化

画像出典元 https://gracebank.jp/guide/#p_guide03

卵巣年齢は血液検査で「AMH(アンチミューラリアンホルモン)」値を測ることで調べることができます。「AMH」とは、卵巣内の発育過程の卵胞から分泌されるホルモンで、AMH値から、体内にどれぐらいの数の卵子が残っているかを推測することができます。ただし、卵巣年齢は、卵子の数を表現したもので、卵子の質とは異なります。注意することとしては、卵巣年齢が高い(AMH値が低い)場合は「妊娠のために残された期間が短い可能性がある」ということが判りますが、卵子の質が悪い、妊娠しにくい、ということではありません。後の5章でもより詳しく解説させていただきます。

卵巣年齢を若くすることはできるの?

現在の医学では、卵巣年齢を今より若くすることはできません。加齢にあらがって、卵子の減少・質低下を止める医学的な方法はありません。ただし、卵子が減少するスピードには個人差があります。

排卵を止められるピルは卵巣年齢を若くすることができる?

卵子は生理のたびに減っていくとご説明しました。では、排卵を止められるピルを飲んで排卵をしなければ卵子の減少は止められるのでしょうか?

こたえはNO。

ピルは、排卵を止めることはできますが、卵子の元である原始卵胞の減少を止めることはできないのです。

卵巣年齢を若く保つには?生活習慣の改善で「卵子の質」に良い影響を与えよう

卵巣年齢を若くすることは、不可能ですが、何も出来ないと諦めるのはまだ早いです。生活習慣の改善などにより、卵子の質を良い状態に保てば、老化促進を予防することはできます。たとえ卵巣年齢が高くても、妊娠しやすい体質作りは可能と考えて、良い影響を与える次の3つの生活習慣を取り入れてみませんか?

  • 女性ホルモンバランスを整える
  • 栄養バランスを整える
  • 血行をよくする(冷えの改善)

妊娠しやすい体質作りについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

AMH検査で卵巣年齢を知ろう

AMH検査は、少量の血液を採取するものなので、内診台に上がる必要はありません。また、生理周期などに影響されないので、いつでも受けられるのが特徴です。

AMH値は、年齢ごとの中央値を参考にします。AMH値が高ければ、卵巣内に卵子がたくさんあり、妊娠できる期間が長い可能性があるということが分かります。また、AMH値が低ければ、卵巣内に卵子が少なくなっており、妊娠できる期間が短い可能性があるということが推測されます。AMH値が高すぎる・低すぎるときは、多膿胞性卵巣症候群や早期卵巣不全などが疑われるほか、妊娠を希望する場合は早めの不妊治療が必要となる可能性もあります。

卵子凍結で多くの女性から選ばれているGrace Bankでは、全国にある提携クリニックでAMH検査を受けることができます。

かんたん1分でできる卵巣年齢チェック

AMH検査は、クリニックにより異なりますが費用は8,000円程度が相場といわれています。「ちょっと高いな」と思う方も、いらっしゃるかもしれませんし、「忙しくてなかなかクリニックに行けない」とお悩みの方も多いかと思います。そこで、是非おすすめしたいのが、AMH検査をかんたんな質問で体験できる、Grace Bankの「かんたん1分でできる卵巣年齢チェック」です!

  • 年齢
  • 初潮時期
  • 生理周期

3項目を入力するだけで、卵巣年齢を大まかにチェックすることができます。お昼休みの時間など、ちょっとしたスキマ時間に、お気軽にトライしてみませんか?

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卵巣年齢を若くすることはできない…「卵子凍結保存」で老化は止められる!

現代の医学では、卵子の若返りは難しい…卵子の老化については、その現実に悩みを抱える女性も多いと思います。そのような方に、是非ご紹介したいのが、若く妊孕性(にんようせい)の高いうちに、質の良い卵子を保存しておく「Grace Bankの卵子凍結保管サービス」です。若い状態の卵子を凍結保存して、将来の妊娠確率を高められるという、将来の不妊リスクに備えられる選択肢として大変注目を集めています。

卵子凍結保存の仕組みを簡単にご紹介いたします。まず、不妊治療クリニックでさまざまな検査を行ったのち、年齢や卵巣機能、体の負担や希望を考慮して、排卵誘発を行い採卵します。その後、耐凍剤濃度の高い溶液に卵子をひたし、マイナス196℃の超低温で凍結し、液体窒素タンクの中で保管します。ちなみに、卵子凍結までの期間は、状況により異なりますが、通院回数は約5~6回と言われています。費用は、一回の検査・排卵・凍結費用に30~50万、保管費用は、初期費用に加えて年間3~5万円かかります(状況、クリニックにより変動します)。Grace Bankでは、全国に組織化された、国内最高峰の厳選クリニックを組織化しております。また採卵した後の卵子は、20年以上、さい帯血の凍結保管システムを無事故で運用してきたステムセル研究所で保管し、安心の保管システムを構築しています。

【体験談】となりの卵子凍結~33歳、AMH検査から2週間の決断~

AMH検査の値が実年齢より低いことを受け、卵子凍結を決意した方の体験談をぜひご覧ください。卵子凍結経験の方が身近にいらっしゃらず、不安なお気持ちを募らせる中、Grace Bankの全国の提携クリニックなどに安心感を持たれて、卵子凍結を決意されたとのことです。

数々の著名なクリニックと提携している安心感が最大のポイントでした。

そのため、グレイスバンクのホームページで卵子凍結の全体像や、年齢と卵子の関係について書かれているのですが、その内容にも信頼が置けました。

また、アメリカでは福利厚生という形で一般社会人への普及が始まっていることもグレイスバンクを通じて知りました。

確かに自分の周囲にこそ卵子凍結経験者はいないものの、「特別珍しいことをするわけではない」という発想の転換にもつながりました」

https://gracebank.jp/tonatama01/

まとめ

卵巣年齢を知る目安になるAMH値は血液検査で調べられるので、ぜひ妊娠を考える女性は受けることがおすすめです。Grace Bankでは、「かんたん1分でできる卵巣年齢チェック」を提供中ですので、お気軽にご利用ください。

卵巣年齢を若くする治療法は医学上は困難ですが、卵子を「凍結保存」することで、凍結した卵子の老化を止めることはできるので、新しい女性の選択肢としてご検討いただくのはいかがでしょうか?将来の妊娠に備えるなら、Grace Bankの卵子凍結保存をおすすめさせて頂きます。

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

杉山産婦人科 日本産科婦人科学会専門医


杉山産婦人科 (東京都新宿区)

70年あまりの歴史を持ち、過去10000人以上の患者様と向き合ってきた生殖医療専門クリニックのトップ施設。
不妊検診センター、内視鏡手術、体外受精など生殖医療に特化。
新宿駅至近の好立地で、19時まで診療しており、仕事と生殖医療の両立をサポート。

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