卵子を凍結する若い女性から、人工授精を受けるカップルまで、アイルランドでは不妊治療が大きなビジネスになっています。実はアイルランド、EU諸国の中で唯一、体外受精への公的な資金サポートがない国なのです。
アイルランドが不妊治療の支援に積極的でないのは、1960年〜1980年の30年間、アイルランドがEUで出生数トップ(女性一人当たりの出生数は3.85人)だった背景があります。しかし、女性の社会進出、LGBTQの人たちの家族が増えるなど、時代は変化。現在は、子どもを持てない人への保護やサポートが不足していると記事は指摘しています。
引用元:The Irish Times