不妊治療は高額で成功率も低く、患者にとって経済的、精神的にも大きな負担です。カナダ発の「フューチャー・ファティリティ(Future Fertility)」は、人工知能(AI)を使って、体外受精の成果を上げ、治療にかかるコストを削減しようとしています。
ソフトウェア「バイオレット(Violet)」は、凍結する卵子の画像をもとに、受精卵、胚に成長する可能性、体外受精がどれだけ成功するかを予測します。フューチャー・ファティリティによると、1つの卵子画像から90%の精度で受精の成功を予測できるということです。
まだ改善は必要だとしていますが、既にバイオレットは一部の体外受精クリニックで採用されています。
引用元:betakit