卵子凍結について

妊活がうまくいかないときはどうすればいい?ストレス解消法や別のアプローチ法を紹介

妊活がうまくいかないときに焦るのは当たり前!

そろそろ子供が欲しいと考えていても思い通りにいくことばかりではありません。毎月生理が来るたびにがっかりして気分が落ち込んでしまったり、将来のことを考えてストレスを抱えてしまうこともあると思います。

何度も妊活にトライしてもなかなか思うような結果に結びつかないときや妊活の費用が負担に感じたとき、周りの人からの妊娠報告を受けたときやパートナーとの関係性が悪化してしまったときなどは、特に焦りが募ってしまいますよね。

喜ばしいはずの周りの人の妊娠を素直に喜べなくて、そんな自分が嫌になってしまうなんていうこともあるでしょう。でもそれはあなたが悪いのではなく、妊活が長くなるとそのうまくいかないストレスから気分が落ち込んでしまっているだけなのです。

妊活がうまくいかないときの焦りやストレスの対処法

妊活がうまくいかないときは不安や焦りで頭がいっぱいになってしまうことがありますが、そんな時こそ自分自身を大切に、あなた自身の心と体の健康に目を向けることが大事です。

パートナーに話を聞いてもらうのもいいと思います。そのときにパートナーの気持ちも共有してもらい、同じ方向を向いて一緒に頑張っていることを確認できるととても心強いです。感じている不安ややってほしいことを具体的に伝え合う時間を取れるといいですね。

仕事や趣味に打ち込むことが気分転換に繋がることもあります。それでもなかなか妊活のことが頭から離れなくなってしまったときには、思い切って妊活を少しお休みするのもいいかもしれません。

周りの人からの妊娠報告や子育ての話に素直に喜べない時はSNSデトックスをするのも効果的です。どうしても喜べないものは喜べない、それは仕方がないことなので情報自体をシャットアウトしてしまうことも時には必要です。

妊活はしていてもクリニックにはまだ行っていないという場合は、婦人科や不妊治療専門クリニックに行ってみるのもいいでしょう。専門家の話を聞くことで有益な情報を得られたり、どのような妊活の方法が有効的なのか具体的に教えてもらうことができます。

妊活がうまくいかないときは原因があるかも

妊活がうまくいかないとどうしても焦りの気持ちが出てきてしまいますよね。妊娠できる期間は決まっているので焦ってしまうのは仕方のないことです。妊娠できる期間が決まっているからこそ、早めに不妊専門のクリニックに相談にいくことも大切です。

不妊専門のクリニックでは、何が原因で妊活がうまくいっていないのか検査をして調べることができます。その結果により、性交のタイミングを合わせたり、排卵誘発、人工授精、体外受精のようにどのように妊娠を目指していくのか決めることができます。

また、原因が婦人科系の病気やAMH値の高さ、男性不妊の可能性もあるため、早めに検査をしてみるのをおすすめします。

AMH値の高さや男性の妊活についての記事はこちらからご覧いただけます。

少しでも妊娠確率を高める方法は?今一番若い卵子を保存できる「卵子凍結」

「卵子凍結」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、これは今の一番若い状態の卵子を凍結保存しておく方法です。妊娠できる期間には限りがあります。卵子は年をとるごとに数が減少してしまい、またその質も低下してしまうからです。残念ながら、現在の医療では卵子の数を増やしたり、その老化を止める方法はありません。今ある、妊娠の確率が高い卵子を凍結しておけるのが卵子凍結です。

35歳ぐらいを境目に、自己卵子では出産率が下がりますが、若いドナーによる提供卵子では出産率は約50%をキープしています。今の一番若い状態の卵子を凍結保存しておくと、採卵時の年齢とほぼ変わらない出産率を維持することができます。

▼35歳あたりを境目に、自己卵子では出産率が下がるが、若いドナーによる提供卵子では、出産率は約50%以上をキープできることを示したグラフ(下図)

凍結卵子を使用すると、採卵時の年齢とほぼ変わらない出産率を維持できる

※自社HPより内容抜粋 https://gracebank.jp/guide/#p_guide03

妊活がうまくいかないときは、体外受精など次のステップに進むときに備えて、1年でも若い状態の卵子を凍結保存しておくと妊娠確率が高まる可能性があります。パートナーが既に決まっており、その方との子どもを望まれる場合は受精卵凍結という選択肢もあります。

卵子凍結はどこの病院やクリニックでもできるわけではありません。まずは対応しているクリニックを探すところから始めましょう。卵子凍結のために何度か通う必要がありますので、通いやすい場所にあるか等をクリニック選びで重要視する方も多いようです。実際の手順としては排卵誘発剤を使い、採卵をし、その卵子を液体窒素内に保管します。

凍結する卵子の数によってもばらつきがありますが、費用は約44万円ほどです。東京都では卵子凍結に1人あたり最大30万円の助成金が支給されます。より多くの方にとって卵子凍結が身近なものになっていくでしょう。

Grace Bankの「卵子凍結」

Grace Bankでは提携クリニックが全国に27院(※2023年8月現在)あり、卵子凍結のための採卵時だけではなく将来体外受精をされる場合にも通える範囲で提携クリニックを見つけていただきやすいのが特徴です。また、凍結した卵子の保管施設は24時間体制で温度センサーによるモニタリングが行われており安心して保管いただけます。明確な料金表記で費用が分かりやすいのもGrace Bankの特徴です。

卵子凍結に関しての知識を深めるための取り組みも実施しており、オンラインセミナーやオンライン個別相談会等ご自宅で気軽に受講いただけます。卵巣年齢チェックも無料で受けていただけます。

【体験談】となりの卵子凍結~34歳、卵子凍結を経てリラックスした自分に~

不妊治療を経験した先輩から「30代前半の今がチャンス」と卵子凍結を勧められ、Grace Bankで卵子凍結を決断したまりえさんの体験談をご紹介します。

不妊治療の費用を聞き、衝撃を受けたのが一つ。
もちろん卵子凍結もまとまった費用がかかるものの、今の若い卵子が将来妊娠・出産の可能性を高めて、長期間の不妊治療が不要になれば、結果的に安いと思って。

身近な友人が乳がんを患い、がん治療の始まる前に卵子凍結が必要になったことにも背中を押されました。

それまで卵子凍結を「自分ごと」ととらえきれないでいましたが、このような出来事を受けて、今行動を起こすことの意味を強く感じ、34歳の誕生日に決断しました。

https://gracebank.jp/tonatama02/

独身女性向けの卵子凍結をオープンにしている病院は少ないため、まずは自力で調べざるをえませんでした。

しかし現状情報は少なく、しいていうなら体外受精の体験談が役に立ちそうというくらい。卵子凍結を決意してから1か月間はインターネットと四六時中にらめっこでした(笑)。

苦戦しましたが、探すうちにグレイスバンクにたどり着き、これだ!と思いました。
情報の少ない現段階では自力でいくら調査するよりも、グレイスバンクの発信する情報が有益なのは明らかでした。

また、グレイスバンクの提携クリニックを調べていくと、生殖医療で著名な病院ばかり。病院選びは「その道の権威であること」を最優先したかったので、そのこともグレイスバンクを利用するきっかけになりました。

https://gracebank.jp/tonatama02/

まとめ

妊活がうまくいかないときはストレスを溜めてしまいがちです。パートナーと話し合ったり、気分転換をしてみたりしてストレスに対処しましょう。

しかし、妊活がうまくいかないときには病気などの原因が隠れている場合もあるので不妊専門のクリニックを受診してみることをおすすめします。

妊活が長期に及ぶ可能性を考え、今持っている一番若い卵子を凍結保管しておくこと検討してみてください。「卵子凍結」に少しでも興味を持った方は全国にあるGrace Bankの無料セミナーや個別相談会をご検討ください。

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

杉山産婦人科 日本産科婦人科学会専門医


杉山産婦人科 (東京都新宿区)

70年あまりの歴史を持ち、過去10000人以上の患者様と向き合ってきた生殖医療専門クリニックのトップ施設。
不妊検診センター、内視鏡手術、体外受精など生殖医療に特化。
新宿駅至近の好立地で、19時まで診療しており、仕事と生殖医療の両立をサポート。

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