卵子凍結について

生理不順を改善するには?|おすすめの食べ物・漢方薬をご紹介

女性ならば生理に関する悩みは、必ずといっていいほどありますよね。今回はその中でも「生理不順(月経不順)」について解説します。

正常な月経は、月経周期日数が25~38日、出血持続日数が3~7日とされていますが、これに当てはまらず、25日未満で出血したり、次の月経までに39日以上かかったりする状態のことを生理不順といいます。

生理不順はどうして起こるのか、また生理不順を改善するにはどうしたらいいのかを見ていきましょう。

生理不順の原因は?

生理不順の主な原因は、女性ホルモンバランスの乱れが原因と言われています。

では、なぜホルモンバランスが乱れるのでしょうか。それには様々なストレスが関係すると考えられています。

ホルモン分泌を司る、脳の視床下部や脳下垂体はデリケートでストレスの影響を受けやすい傾向があります。そのため、ストレスがきっかけで生理不順を引き起こすことがよくあるのです。

ストレスの原因としては、

  • 疲労
  • 過激なダイエットや運動
  • 冷え

などが代表的です。

それ以外にも「年齢」が原因でホルモンバランスが安定しないこともあります。例えば、中高生など10代の場合は成長が不十分なため、生理不順を引き起こすことは少なくありません。

また、「更年期」に該当する場合も女性ホルモンの乱れで生理不順になってしまうことはよく知られています。

しかし、ここで気をつけなければならないのは、「病気が原因で生理不順になることもある」ということです。

多嚢胞性卵巣症候群など、卵巣機能のトラブルでホルモンバランスが乱れることもありますし、バセドウ病や橋本病など、甲状腺ホルモン分泌のトラブルを起こすことで、生理不順となることもあります。

安易に自己判断で生理不順の原因を決めつけるのではなく、できるだけ早めに医療機関を受診することも大切です。

生理不順を改善する食べ物4選

ホルモンバランスを整える方法としてバランスのよい食事をとることは重要です。

生理不順を改善する食べ物を4つご紹介します。

大豆製品

女性ホルモンを整える食品として大豆製品は有名です。

大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることが知られています。エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれることが期待できます。

赤身肉、小魚、かつお節、ごま

亜鉛が不足してしまうと女性ホルモンの分泌量が減少し、子宮内膜は早くはがれ落ちて生理不順を引き起こします。

亜鉛をしっかり摂取することが、女性ホルモンの分泌を高め、生理を正常に保つポイントとなります。

亜鉛の含有量は、牡蠣がずば抜けて多いので、旬の時には食べたい食品です。日常手に入りやすい、赤身肉、小魚、かつお節、ごまにも比較的亜鉛が多く含まれていますので、毎日積極的に摂取することをお勧めします。

肉・魚・卵・乳製品

女性ホルモンは動物性たんぱく質からできています。女性ホルモンを整えるためには適切な量の動物性たんぱく質を摂取する必要があります。

特に、ダイエット中の女性は不足しがちです。無理なダイエットは控え、ダイエット中であっても動物性たんぱく質は適正量をしっかりと取りましょう。

ツナ缶、青魚、レバー、ナッツ類

これらの食品は、特にビタミンB群、E群や食物繊維を豊富に含んでいます。これらのビタミンB群、E群は体の正常な代謝を助け、女性ホルモンの調整に重要な役割を担っています。3食にこれらの食品を摂り、おやつにナッツ類を適量(10粒くらい)食べるようにするとよいでしょう。

生理不順を改善する漢方薬4選

薬を用いて生理不順を解消したい場合、市販薬を活用するならば漢方薬がおすすめです。

東洋医学では血や気の巡りを良くして、女性ホルモンのバランスを整えるという考え方をとっています。

漢方薬はドラッグストアや薬局などで気軽に買えるほか、病院で処方してもらうこともできます。

生理不順を改善する効果が期待できる漢方薬をご紹介します。

温経湯(ウンケイトウ)

女性ホルモンの分泌を促進する作用があり、生理不順に効果があります。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

血の巡りをよくして冷えを改善し、生理不順や生理痛の緩和に効果があります。

加味逍遥散(カミショウヨウサン)

血の巡りを改善し、イライラなどの精神症状を緩和します。更年期障害やストレスによる心身症状に効果があります。

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

血の巡りをよくし、のぼせ・頭痛・肩こり・ニキビや皮膚炎などを緩和します。生理不順、生理痛、更年期障害、肌トラブルなどに効果があります。

生理不順を改善するポイント

ここまで見てきたように生理不順を改善するポイントはいくつかありますが、やはりバランスの良い食事を整えることが1番のポイントです。

ひとつの食材をとることで、ホルモンバランスが整うということはありません。上記でおすすめした食材4選以外にも、なるべく数多くの食材を食べるようにし、必要な栄養素をまんべんなく適量食べることが大事です。サプリや薬に頼りすぎず、できるところから改善してみましょう。

その他にも、「十分な睡眠」「適度な運動」もとても重要です。運動はウォーキング・ジョギング・水泳など、軽い有酸素運動がおすすめです。

また、ストレス解消やリラックスすることにも気を配ってください。アロマテラピーやハーブティーなどもおすすめです。ご自分が好きな事でストレスを発散させ、心身のリラックスをさせることが、生理不順の改善にとても有効です。

まとめ

ホルモンバランスが乱れてもすぐに病気につながる訳ではありませんが、生じてしまった乱れは早めに整えておいた方が後々のことを考えるとよいですね。ご紹介した方法など、女性ホルモンのバランスを整えるセルフケアをぜひトライしてみてくださいね。

女性ホルモンバランスの乱れは、卵子の老化を早める恐れがあります。女性は年を重ねるごとに、皮膚や髪質などの老化を感じますが、卵子も「卵子の質」が低下します。

卵子の年齢が若いうちに凍結保存をすることができます。そこでご紹介したいのが、今大変注目を集めているグレイスバンクの凍結卵子の保管サービスです。加齢に伴う妊娠確率が下がるリスクを避けるためのひとつの選択肢として、卵子凍結保存もぜひご検討ください。

管理栄養士紹介:小林 れい子(こばやし れいこ)
管理栄養士
長野県生まれ、東京農業大学栄養科卒業。保健所の生活改善推進員として、講義と調理講習を行う。この活動が認められ農林水産大臣賞を受ける。その後墨田区公立保育所に勤務、平行して職場内研修の講師を務める。その後は、調理専門学校で講義を行う。長年の保育所での実体験に基づいた乳幼児期の食育活動をライフワークとしている。
管理栄養士紹介 小林 れい子(こばやし れいこ) 管理栄養士 長野県生まれ、東京農業大学栄養科卒業。保健所の生活改善推進員として、講義と調理講習を行う。この活動が認められ農林水産大臣賞を受ける。その後墨田区公立保育所に勤務、平行して職場内研修の講師を務める。 その後は、調理専門学校で講義を行う。 長年の保育所での実体験に基づいた乳幼児期の食育活動をライフワークとしている。

▼参考HP

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

日本産科婦人科学会専門医


グレイス杉山クリニックSHIBUYA (東京都渋谷区)

杉山産婦人科の医師・培養士による技術を用いた質の高い診療を提供。
将来の妊娠に備えたプレコンセプションケアと卵子凍結にフォーカスした診療。
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