健康な女性が将来の妊娠に備えて卵子凍結を行う「社会的適応による卵子凍結」について、実際に卵子凍結を行ったグレイスバンクの利用者に対し、アンケートを実施いたしました。本ページではその際の自由回答を公開しています。回答は、なるべく原文の状態で掲載しておりますが、個人に極端に紐づく内容などは編集を加えておりますので、ご了承ください。
◆ アンケート集計方法
- 募集方法と回答者:グレイスバンクを利用中のユーザーに対しメールを送付して依頼、71名から回答を回収
- 集計時期:2022年12月13日〜12月25日
- 回答方法:インターネット上で回答
- レポートに関するリリース:https://gracebank.jp/report_202301/
◆ 回答者属性
卵子凍結をしようと思ったきっかけを教えてください。
回答
- 子供は欲しいですが年齢的に厳しくなるため
- 家族や友人に不妊治療をしている人がいて、将来子供を望んでいたら卵子凍結をしておいた方が良いと勧められたから。年齢的にも卵子凍結が必要と思ったから。
- 年齢が高くなって来た中、会社が新たに卵子凍結を全額カバーする福利厚生を導入したため。
- いつ結婚、出産ができるかわからないから。
- 婦人科に行って検査したらAMH?が平均よりも低く、将来への妊娠に対して不安になったため
- まだすぐに子供を作る予定がない為
- 34歳の誕生日を迎える前だったため
- 結婚の予定がまだ無いので念のため卵子凍結しておこうと思いました。
- 年齢
- 現時点でパートナーがいない。自分の卵子の状況を知る勇気?元気?が出たこと。
- 離婚成立まで時間がかかると思ったため、今後に選択肢を残しておきたかった
- 不妊治療をしている先輩から、若い卵子の方が妊娠率が高くて、将来の不妊治療代を抑えられると聞いたこと
- 年齢
- 留学に際し、漠然とした将来の妊娠への不安を取り除きたいと思った
- 子供は将来欲しいが、いつ結婚して妊活をするか不透明だったため、将来妊娠率を上げるために老化前の卵子を残しておきたかった。
- 失恋
- 相手が居ないけど子供は欲しい
- 結婚するまでにまだ時間が必要なこと、コロナワクチンを接種したかったがワクチン接種による卵子への影響が懸念されたこと
- やれるうちにやっておきたいと思ったから。
- 35歳という年齢と留学を控えていたため
- 配偶者が子供を望まなかったため。
- 年齢的に厳しいのはわかっていましたが、1つでもいいからお守りにしたいと思ったのがきっかけです。
- 年齢がギリギリだったので
- 同世代の友人の不妊症の話を聞いたから
- 生理の変化と加齢の不安
- 子供がほしいと思っていたが、凍結期限の年齢になってしまったため
- 年齢を考えて。どうしても子供が欲しかった
- パートナーがこれからできた時の選択肢の一つとして検討した。
- 35歳になり、今後の不妊やリスクについて考えるようになったため。
- パートナーもいなかったし、子供が欲しいかも分からなかったが、将来子供が欲しくなった時に後悔しないように。
- 将来的に子供が欲しい時に利用したいと思い行いました。
- 将来子供を産みたいと思った時に役立つかもしれないから。
- 不妊治療を担当する部署に配属になりやってみようと思ったから
- AMHが低かったため
- 35歳でパートナーが居らず、子供は欲しい思いだけあった。
- AMHが低いため
- 年齢は上がっているがパートナーがいない焦りから
- 不妊治療をしている友達の勧めでAMHを検査したら実年齢より数値が低く、不安に思った為。
- 年齢が上がっておりしばらく結婚、出産の予定はないがいずれ子どもを産みたいと考えているため。また、以前からレディース検査などで自分の卵子産出数が人より少ないことを把握しており、早めに確保しておく方がよいと思ったため。
- 会社のセミナー
- 卵子凍結をした年上の女友達に勧められた
- 将来子どもは欲しいと思ってはいるが結婚するなどの予定が無かったため
- 35歳の誕生日が来たから&来年海外移住を考えているため将来のために卵子凍結を決意しました。
- 子供は将来的に欲しいと考えているが、現時点でパートナーがいないため。
- リミットが近いと感じたため
- 将来的に子供が欲しいため
- 年齢的にリミットだったので
- 子どもが欲しいと思うがパートナーはおらず、仕事も頑張りたい。将来への保険として取り組んでみたいと思った。
- 結婚まで時間がかかりそうだと思ったので、この先、子供が欲しいと思った時のために今するしかないと思った。異動で時間もできた。
- 将来子供が欲しいと思った
- 広告で卵子の老化を知ったため
- 婚約者と別れたタイミングでAMHの値が低かったため
- 離婚したため。
- 妹が不妊治療をしており、いつか子供が欲しいなら早めに何かしとくべきとアドバイスされたため
- 海外勤務が決まり、結婚の予定が見えていなかったので。
- 40歳間近になり、後悔しないように凍結しました。
- 現在パートナーがおらず、高齢で結婚して妊娠を望んだ際の備え
- 今すぐ結婚はしないが将来子供は欲しかったので保険の意味もあり凍結しました。いろいろ調べていると1ヶ月でもはやく凍結したほうがいいと知ったので37歳で決断しました。
- パートナーがいないから
- 将来のため
- 仕事優先で結婚や子供を持つ事が後回しになってしまうと感じたため。
- 30代がもうすぐ終わるため
- 将来のことを考えたとき
- 将来の選択肢を残しておくため
- 35歳の誕生日。人生にとって唯一期限があるイベントが出産だと思ったので、時間を止める措置をしておくことで可能性を広げたかったから。
- やりたい事があり今は子供を望んでいないが、来年、再来年に妊活する可能性がありそれに向けて年齢的にも考えて決断しました。
- キャリア継続と、現時点で子供を持ちたいと思えるパートナーがいないこと
- 将来子供が欲しいけれど、リミットを考えて焦って結婚相手を決めたくなかったから。
- 受験
- もともと不妊治療は始めてからが大変なことをなんとなく知っていたが、宇賀なつみさんのInstagramの広告が目に入って、そこから色々調べて、Grace bankなら長期保存できるかなと思い、30才になる前に一度しておこうと踏み切りました
- 子どもがほしいけど、結婚もしていなかったため
卵子凍結の一連の流れで一番大変だった・つらかった・困ったことは何ですか?
回答
- 毎日自分で注射を打つことと決まった日程でクリニックに行かなければならなかったこと
- 何回も通院しないといけなかったこと。
- 準備期間のプロセスと身体への負担
- 毎日何種類もお薬を服用しなければならないこと、時間が決まっている注射があり忘れないかのプレッシャーがあったことが大変だと感じました。
- 仕事の合間に通院しなければならなかったこと
- 毎日のホルモン注射によるホルモンバランスの崩れ(メンタルの乱れ)
- 術後のお腹の腫れ、腹水
- 注射
- 手術中
- 結果を知ること。また、通院の回数やお薬の服用などの心身・生活への負担があることを知らなかったこと
- 卵子の数が予想より少なかったこと
- 価格が高額なことです。大金をはたいても将来パートナーができるか、妊娠出産できるか保証されているわけではないので、決断するまでにとても悩みました。
- 注射と、薬、
- 日程調整が大変だった
- スケジュールの確保。コロナ禍で在宅勤務中心だったため、時間の確保はどうにか出来たが、そう出ない場合は仕事と良質しながら卵子凍結(その後、妊活)は大変だと思う。
- 自己注射
- 生理や性行
- 生理周期が平均よりも長めのタイプのため、医師の当初の予定よりも採卵までに時間がかかり、採卵誘発剤の使用量と通院回数も増えてしまった結果、費用が嵩んでしまった。
- 術後のお腹の腫れ、痛み
- 自己注射
- 卵子凍結の決断、仕事のスケジュール調整
- 排卵誘発剤の注射を自分でしなければいけないところ。最初とても怖かったです。
- 排卵誘発のタイミングが上手くいかず、生理を待って2回目のチャンスを待たなくてはならなかったこと。
- お腹の張り
- 採卵誘発剤の継続。心理的に辛かった
- ホルモン剤の保管方法。出勤前にいくと、会社の冷蔵庫で保管しないといけない等。
- PMS的なものが発動してしまい、術後二ヶ月経ってもまだ調子が悪い。
- 仕事との両立、受診のタイミング
- 通院。(提携の病院が県外であったため)
- 排卵誘発時の腹部の張り
- 術後の卵巣の機能を抑える薬の副作用が辛かった。
- 通院があると仕事を抜けなければならなかったことと、自己注射は慣れるまで怖かった。一番辛かったのは採卵が痛かった。
- 有給を確実に取れるように仕事をどんどん前倒しして片付けていく必要があったこと。
- お金や時間、痛みといった労力をかけたにも関わらず、想定の個数より少ない個数しか取れなかったこと。
- 卵子が数個しか取れず凍結できるものがさらに少なかったこと。
- 早発卵巣不全の可能性があるにも関わらず、保険適用にならなかった点が辛かったです。
- 卵子採取後のお腹の張り
- 2回採卵したのですが、2回目は事前の予想より採卵できた卵子の数が少なかった時が辛かったです。
- 採卵手術中の痛みが強かった。
- お腹の腫れ
- 通院のためのスケジュール調整、突然の通院に対して職場の理解を得ること
- 通院。地方から都内へ通院だったので卵の状態によってスケジュール調整するのが大変だった。
- 生理が不定期のため、いつくるかタイミングが分からず、仕事のスケジュールを決めるのが難しかった。
- いつ通院になるかわからないため、平日の業務調整が必要だった。
- 金銭的な面
- 採卵日が直前に決まるので、職場で休みを取ることが大変でした。
- 採卵時の痛みや不安
- クリニックが遠方にしかなかったため、通院が大変であった
- 自己注射が多かった。
- 採卵手術をしたが1つも取れなかった
- 費用の高さ
- 費用がかかる割に、毎回結果が保証されないこと、また、採卵しても必ず妊娠できるわけではないことへの不安
- 採卵数があまりに少なかったこと。
- 何度も通院が必要だった
- 自己注射。全く慣れる事なく、泣きながらやっていました。
- 採卵の痛みと、その後のお腹の張り。
- 採卵日が読めなかったこと(事前に予定のあった日が1番適正日になったが、その前日に採卵となった)
- 通院が多くクリニックも混んでいたので早退やお休みを頻繁に取らないといけなかった。職業次第では難しそうと感じた。卵子凍結後に卵巣が腫れてしまいそのため凍結後も3回ほど通院が必要になったこと。
- 採卵しても少ししか凍結出来なかった
- 通院のタイミングが読めないこと
- 採卵前日の飲み薬の副作用
- 事前に下垂体ホルモンの数値に懸念があり、他の病院で検査しに行かないといけなくなったこと。採卵日の目処が近い日にちにならないとわからないため、仕事の予定を調整するのが大変だった。
- 注射が苦手なので、自分で注射をする時が一番精神的に大変でした。
- 特にはないが、年齢的に一度に多くの卵子が取れないので、採取が複数回になり、金銭的な部分で悩むところがあった
- ホルモンバランスの乱れによる情緒不安定
- パートナーと相談して決断するまでが悩んだが、決めてからは何も大変ではなかった。仕事を退職して時間があったのでいつでもクリニックに通えたのも良かった。
- OHSS
- 内診が初めてだったので、抵抗感あった。
- 仕事の調整
- 自己注射が痛かったことと、仕事の合間に注射しないといけない日は場所がなく、トイレで注射したのが少し辛かった。
- お金がかかること、近くに通院できる病院がなかったこと