株式会社グレイスグループ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:花田秀則、以下「グレイスグループ」)は、Grace Bankのブランドにて「選択的卵子凍結保存サービス」及び「卵子や妊孕性に関する社会環境改善のための啓発活動」を展開しておりますが、この度NewsPicksシリコンバレー支局長であり、フェムテック分野の世界の最新事例に通じた洪由姫(こう ゆき)氏が、Grace Bankの活動に賛同し、Grace Bankのオウンドメディアへの寄稿を開始いたしましたことをご報告いたします。
なお、洪氏の最新記事として、本日2021年5月12日付にて「メルカリが福利厚生導入で話題!米国で進む卵子凍結サポート」が公開されており、洪氏は今後も、海外の最新事例や現地でのご自身の経験を踏まえた記事をGrace Bankのオウンドメディアに定期的に寄稿する予定です。
Grace Bankでは、こうした海外の先進事例を積極的に国内で発信することにより、引き続き「女性の医学的機能を理解し、社会全体で向き合う時代」の実現を強力に推進してまいります。
日本は世界で最も深刻な少子化問題を抱える国でありながら、世界最多の体外受精件数を誇る不妊治療大国です。国内の不妊治療技術は世界最高と言われながらも、その成績は決して芳しくなく、2021年の年間出生数はついに80万人を下回るとまで予測されています(※出典:日本総研「コロナ禍で加速する少子化」)。また、世界経済フォーラムによる「世界ジェンダー・ギャップ報告書2021」によれば、日本の総合スコアは対象153カ国中120位と女性の社会進出や女性活躍の領域において、先進国の中でも大きな遅れを指摘されています。先進国の中でも生産性の低い日本が、女性の平等活躍を経済面で実現できれば、GDPは5,500億ドル増加するという試算もあります。
グレイスグループは、これら「深刻な少子化」「高い技術がありながら、成績の低い不妊治療」「進まない女性の社会進出」の3つの社会課題の改善・解決には、「企業等を巻き込んだ社会全体での取り組み」、「最新のソリューションの積極的な活用」の2つが不可欠であると考えています。グレイスグループの提供する選択的卵子凍結サービス「Grace Bank」は、女性がご自身のキャリアやライフプランと向き合う上で有効な選択肢の1つですが、ご利用いただく単位は個人であったとしても、職場の理解や啓発が無ければ機能しにくい側面があります。
グレイスグループは、多様化する女性のキャリアやライフプランを積極的に支援することで、社会全体の利益の創出に取り組み、「女性の医学的機能を理解し、社会全体で向き合う時代」の実現と、それによる日本の国際競争力強化及び社会環境の改善に貢献してまいります。
【洪由姫氏によるNewsPicksでの主な記事】
(※一部有料会員のみ)
https://newspicks.com/news/5828814
https://newspicks.com/news/5721228?ref=user_1799394
https://newspicks.com/book/2734/article/5562537?ref=book_2734
※NewsPicksによるプロフィール及び過去の記事
https://newspicks.com/user/1799394/