2025年冬のボーナスと貯蓄額から見えた、30代未婚女性のお金のリアル
卵子凍結保管サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」を運営する株式会社グレイスグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:勝見 祐幸、以下「グレイスグループ」)は、30代の未婚女性300名を対象に「冬のボーナスや貯金額、将来のために使いたいお金の実態」について調査いたしました。
【調査トピックス】
- 30代未婚女性300名を対象に、お金に関する調査を実施
- 今年の冬のボーナスが出た人は、有職者の52.1%
- 冬のボーナスの金額に対して、約半数が「納得」
- 一方で「現在の貯金額」は将来への備えとしては不十分と8割以上が回答
目次
2025年「冬のボーナス」が出た、30代未婚女性は半数以上
300名の30代未婚女性のうち、現在仕事をしている236名の回答によると、今年の冬のボーナスが「出た」人は52.1%で半数を超えました。

ボーナスが出た人に金額を聞いてみると、「〜50万円未満」と回答した人の合計が66.7%でした。この結果から、ボーナスを受け取った人の約3分の2が、50万円に届かない金額であったことがわかります。
ボーナスの金額に「納得感」があるのは約半数

ボーナスの金額に対する満足度は、「かなり納得している」と「まあ納得している」を合わせると52.9%、一方で「あまり納得していない」「全く納得していない」と回答した人も約3割に上りました。

【ボーナスに納得している人の声】
- 思っていたより多くて嬉しい。(31歳・愛知・商社)
- 査定が良くて、前回より手取り額が多かった。(34歳・神奈川・メーカー/製造業)
- 昨年より少し増えていたので努力が評価されたと感じました。(34歳・東京・サービス業)
- 新しいプロジェクトに積極的に手を挙げて挑戦したので、その努力がきちんと評価されたことが嬉しかった。来年はさらに成果を出せるように頑張りたいと思ます!(34歳・東京・サービス業)
【ボーナスに納得していない人の声】
- 昨年度より少なくなっており、理由が分からず不満。(31歳・広島・メーカー/製造業)
- 入社してからボーナス額がほとんど変わらない。(36歳・埼玉・サービス業)
- 普段の業務で頑張りが評価されなかったように感じ、しばらく落ち込みましたが、翌年に向けてさらに成果を出そうと気持ちを切り替えるきっかけにもなりました。(35歳・東京・サービス業)
現在の貯蓄額は将来への備えとして「不十分」と83.7%が回答!
さらに、現在の貯金額についても聞いてみました。結果は以下の通り。

この貯蓄額について「将来への備えとして十分か」と尋ねると、実に8割以上が「不十分」と回答しました。

- 今更ながら、30代にもなって貯蓄が100万未満なのはどうかと思っています。正直焦ってます。(32歳・宮崎・サービス業)
- 豪遊しているわけではないのに、貯金したくてもできない。何とかしようと思うけれど、それにもお金がかかる。(32歳・北海道・その他)
30代未婚女性の「理想の貯金額」はどのくらい?
将来がまあまあ安心と感じられる理想の貯金額も聞いてみました。最も多かったのは「1000〜3000万円未満」で34.0%を占めました。

- 前は500万円の貯金があったのですが、あまり働き過ぎずにゆっくりしようと思っていたら現在は貯金が350万円にまで減りました。貯めるのは時間かかるけど減るのはすぐだなぁ。(38歳・兵庫・その他)
- 独身のうちは自由に使える分もありますが、将来の備えを考えるともっと計画的に貯める必要があると感じています。投資や副収入も含めて、少しずつ資産形成を進めたいです。(34歳・東京・サービス業)
- 二億円は貯めておきたい。(30歳・東京・サービス業)
「将来の安心や選択肢を広げることにつながる」のは、貯金や投資、スキルアップ、体調管理
「将来の安心や選択肢を広げることにつながる」と感じられることはどんなことか尋ねてみると、9割の人が「貯蓄・投資・保険などお金に関する備え」と回答しました。次いで「スキルアップや資格取得など、仕事・キャリアのための取り組み」が56.7%、「運動や生活習慣の改善など、日常的な体調管理」43.0%という結果に。
「卵子凍結など、将来の選択肢を残すための医療的な備え」と回答した人も4.3%いました。

【貯蓄・投資などお金に備える!】
- 投資で強制的にお金を使えなくして老後に備えたい。(31歳・福岡・サービス業)
- 積み立てNISAで堅実に貯蓄を増やしていきたい。(32歳・兵庫・医療/福祉)
- 将来のためのお金を備えることは、自身の安心に繋がる。(34歳・長崎・その他)
【スキルアップや資格取得をしたい!】
- スキルアップや資格取得に投資すれば、将来的に収入増につながる可能性がある。(34歳・東京・情報業)
- 資格取得の為にかかるお金は取得すれば返ってくるから。(37歳・埼玉・医療/福祉)
- スキルアップは結果的に自分の貯蓄になるし、貯蓄があれば投資などもできて資産が増える。(32歳・北海道・その他)
【体調や健康管理がいちばん!】
- 健康でいられないと仕事ができないから。(32歳・茨城・商社)
- 今年に入って病気をして、治療費がかなりかかったので、健康維持のためのお金を使いたい。(34歳・大阪・メーカー/製造業)
- 健康が1番大切だと思うので、ジムやサプリにはお金をかけたい。(31歳・山形・医療/福祉)
将来への備えとして「卵子凍結」を視野に入れたい・調べてみたいという声も
「卵子凍結など、将来の選択肢を残すための医療的な備え」と回答した人は300名中4.3%と多くはありませんでしたが、将来のために検討したい・最近よく聞くようになったので詳しく知りたいという声が目立ちました。
【卵子凍結への投資について】
- 将来の選択肢を残せる点は魅力的ですが、費用や維持管理の情報がまだ十分に分からないので慎重に考えたいです。周囲でも話題になり始めていて気にはなっています。(34歳・東京・サービス業)
- 最近よく聞くことなので、もっと良く知りたいと思う。(31歳・山形・医療/福祉)
- 年齢を重ねても妊娠の可能性が残せるのはすごい技術だと思うが、まだよくわからないこともあり、少し怖さもある。(31歳・福岡・サービス業)
- 周囲の独身の友人の中でも話題になることが増えており、将来的なライフプランの選択肢を確保するという点で、非常に合理的かつ有効な手段だと考えています。特に、キャリアを優先したい現時点では、検討する価値は十分にあると感じています。(35歳・東京・情報業)
- 将来の選択肢を広げるという意味では、卵子凍結という手段があることは心強いと感じています。(35歳・東京・サービス業)
- 将来の選択肢が広がるので、とても前向きな選択肢だと感じています。興味はありますが、費用面やリスクなどまだ知らない部分も多いので、まずはしっかり情報収集して納得してから検討したい。(34歳・東京・サービス業)
- 金額次第ではすぐにしてみたいと思う。(31歳・青森・その他)
卵子凍結保管サービス「Grace Bank」の取り組み
今回の調査で30代未婚女性のかたは、将来に対する投資や貯金に興味があるものの、現在の貯蓄額には不安が多くあることがわかりました。「卵子凍結」についても、興味はありながらも気になるのは費用面という声も。東京都の「卵子凍結に係る費用の助成」などを上手に活用できるよう情報提供のサポートを引き続き行ってまいります。
卵子凍結が気になる方は、まずは「AMH検査」がおすすめ!
まずはあなたの身体が持つ「未来の可能性」を知ることから始めてみませんか?AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査は、ごく少量の採血であなたの卵巣に残っている卵子の数の目安(卵巣予備能)を知ることができます。女性にとって大切なこの数値を知ることは、今後のライフプランを具体的に考えるためのあなたの大切なコンパスになります。

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【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:30~39歳の未婚女性
アンケート母数:300名
アンケート実施日:2025年12月11日~2025年12月14日
調査会社:株式会社グレイスグループ



