今般、卵子凍結保管サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」を運営する株式会社グレイスグループ(東京都渋谷区、代表取締役CEO 勝見祐幸)が、千葉県柏市より「プレコンセプションケア推進事業 運営業務」を受託したことをお知らせいたします。
柏市では、若い男女が将来の妊娠を含めたライフデザインを考え、日々の生活や健康と向き合い、早い段階から正しい知識のもとで健康的な生活を送ることができるよう、プレコンセプションケアを推進しています。2025年9月1日より、本事業においてプレコンセプションゼミおよびプレコンセプション健診の費用助成を開始しました。また合わせて、本事業内で、女性の自己選択の一つとして将来の妊娠に備えた社会的卵子凍結の費用助成も開始しました。
グレイスグループは、プレコンセプションゼミおよび社会的卵子凍結に関するセミナー動画の制作や、LINEでの個別相談の実施を通じて、適切な情報提供と利用者のサポートを行います。
グレイスグループの役割
当社は、千葉県柏市が行う「プレコンセプションケア推進事業」に関する以下の業務を担当します。
◆プレコンセプションゼミ動画の制作◆
医師によるプレコンセプションケアの必要性や健康管理についての説明、柏市プレコンセプション健診の受診の流れをまとめた動画を制作します。
◆社会的卵子凍結に関するセミナー動画の制作◆
医師によるプレコンセプションケアおよび社会的卵子凍結の基本知識・プロセスについての説明をまとめた動画を制作します。
◆LINEでの個別相談の実施◆
プレコンセプションゼミの受講やプレコンセプション健診の受診、社会的卵子凍結の実施を検討している市民の方々に対して、生殖医療クリニックで勤務する現役の看護師・培養士による個別相談窓口を、LINEのチャットまたはzoomによるオンライン通話で提供し、利用者が充分な理解の上で事業を実施できるようサポートします。
プレコンセプションケアや卵子凍結に関する啓発の必要性について
グレイスグループは、プレコンセプションケアや卵子凍結に関する啓発を実施しています。2024年だけでも、企業の従業員の方や卵子凍結を検討している個人の方に対して、合計100回以上(累計参加者数3,000名以上)のプレコンセプションケアや卵子凍結に関するセミナーを実施して参りました。
8月31日に、こども家庭庁より、プレコンセプションケアの普及や卵子凍結モデル事業を含む令和8年度予算の概算要求が発表されましたが、男女ともに多様な価値観やライフスタイルを持つ現代において、国としてもプレコンセプションケアの普及や社会的卵子凍結に関する正しい知識の提供および課題検証を推進していく方向性となっております。
今後、企業や自治体にて一層のプレコンセプションケアや社会的卵子凍結に関する啓発機会が拡がるよう、推進してまいります。
株式会社グレイスグループは、「子供を持ちたいと願う一人でも多くの女性の夢がかなう未来の創出」をミッションに掲げ、女性の活躍をサポートするための最先端の医療サービスを提供しています。グレイスグループが運営する卵子凍結保管サービス「Grace Bank」は、厳選したクリニックの全国ネットワークと25年間無事故の生体凍結保管施設での一括保管により、高い安全性と将来不妊治療を受ける際の高度な利便性を実現した、日本最大級の卵子凍結サービスです。