フランスで2021年9月28日に制定された法律は画期的なものになりました。それは、未婚の女性、同性カップルを含む、全ての女性への生殖補助医療が、保険の適用になったというものです。
また、それまで未婚の女性が卵子凍結をするのも、ガン治療などの医療的な理由でなければ認められていなかったのですが、この法律によって将来の妊孕性を確保するための卵子凍結を、海外ではなくフランス国内でできるようになったのです。
フランスでは生命倫理法により、生殖補助医療を受けられるのは男女のカップルのみでしたが、全ての女性に対し生殖医療の門戸が開かれたことになります。
日本では2022年4月から不妊治療への保険適用が開始されますが、海外と照らし合わせると違いがあることがわかります。
引用元:デザイン・ストーリーズ