4月から保険適用が本格化する不妊治療で、大きな役割を果たすのが「胚培養士」です。
あまり知られていない職業かもしれませんが、胚(受精卵)の培養や保存を担当し、日本に3000人ほどいるといわれます。妊娠率をいかに上げるのか、そこに胚培養士の実力が大きく関係しているとされ、生殖補助医療が拡大するにつれて人材のニーズも高まっています。
このように、非常に重要なポジションを担いながらも、胚培養士には医師や看護師のような国家資格がありません。
日本には二つの学会が認定した資格が二つ存在しますが、この資格がなければ胚培養士になれないというわけではなく、立場が曖昧であるのも事実。そんな、ベールに包まれた胚培養士の仕事を、記事では丁寧に説明しています。
引用元:河北新報