卵子凍結について

卵子凍結で後悔しない「病院」を選ぶ5つのチェックポイントとは

卵子凍結を前向きに考えている女性のみなさん。今回は卵子凍結の概要とクリニック選びのコツを解説いたします。料金や病院のタイプなどクリニックごとの特徴をわかりやすくご説明いたします。ぜひクリニック選びの参考になさってみてください。

卵子凍結とは

卵子凍結とは、将来の妊娠にそなえて、若いうちに卵子を冷凍保存しておくことです。卵子は若ければ若いほど妊娠率が上がります。若いうちに出産を希望しない場合にも、将来妊娠できる可能性を高めるメリットがあります。

高齢での妊娠確率については、こちらの記事をご参照ください。

卵子凍結による妊娠率

参考:自社HPより内容抜粋 Grace Magazine「卵子凍結について」

米国CDC(疾病予防管理センター)が2013年に発表した調査結果によると、若い女性の提供卵子を移植した場合、40代になっても30歳以前の女性の出産率とほとんど変わらないことがわかっています。これは、卵子凍結が将来の妊娠の道を閉ざさないために有効であることの証です。

卵子凍結をするクリニックの選び方5つのチェックポイント

通院のしやすさ

卵子凍結では、5〜6回の通院が必要となります。クリニックは通いやすい立地で選びましょう。卵子凍結の通院回数は初診1回、卵巣刺激から採卵日決定までが2〜3回、採卵後の結果確認1回が目安となっています。

料金・費用

卵子凍結は保険適用されないため、全額自己負担となります。クリニックにより費用が異なりますが、採卵に15〜50万円程度、凍結する卵子1個あたり1〜5万円が相場とされています。東京都の場合、卵子凍結にかかる費用に助成金がでますので、該当する場合は申請できるかクリニックに確認しましょう。

信頼できる医師がいるか

卵子凍結には様々な不安がつきものです。信頼できる医師がいるかどうかはクリニック選びの重要なポイントです。専門的な知識や技術に長けた不妊治療の専門医である生殖医療専門医がいるクリニックもあります。

病院のタイプ

病院のタイプには、大学病院や総合病院、産婦人科医院、不妊治療専門医院があります。総合病院には、別の病気が見つかったときに対応できるメリットがあります。産婦人科医院はアットホームで相談しやすいメリットがあります。不妊治療専門医院は、将来凍結卵子を利用して体外受精を行う際に安心です。待ち時間や、予約のとりやすさなどは病院の規模や立地によって異なります。公式ホームページや口コミを参考にするとよいでしょう。

治療実績

卵子凍結後の妊娠では、融解した卵子を体外受精し胚移植する流れとなります。体外受精の実績数の多さは安心につながります。卵子凍結の妊娠実績を公開している施設かどうか調べてみましょう。

Grace Bankで卵子凍結をする4つのメリット

全国から実績豊富な提携クリニックを選べる

Grace Bankは、国内最高峰の厳選された不妊治療クリニックと全国各地で提携しています。採卵・凍結に高い技術をもち、信頼できる不妊治療クリニックを厳選して連携しています。採卵への体への負担、将来的な体外受精への備えという面で、安心して利用できます。

全国の提携クリニックで凍結卵子を利用できる

Grace Bankで保管している凍結卵子は、引越しをしても、全国の提携クリニックで利用することが可能です。転勤の可能性がある人にもおすすめです。

20年以上無事故の保管体制で安心

Grace Bankは、国内最大級の規模の凍結保管設備を持ち、過去20年以上無事故を誇る安心の保管システムを運用するさい帯血バンクのトップランナーであるステムセル研究所と提携しています。ステムセル研究所では、最新のモニタリング機器を用いてタンク内の温度や液体窒素量を24時間365日、常に監視・記録した厳重なセキュリティシステムを採用しています。突然の地震や津波にも強いエリアで、液体窒素の自動供給システムを採用、バックアップ電源により停電対策も万全となっています。

利用しやすい料金体系

卵子凍結にかかる費用には、初診や検査、排卵誘発剤、採卵手術、凍結などにかかる採卵・凍結費用、卵子の凍結保管に必要な保管費用、凍結した卵子をご利用になる場合に必要な出庫費用、将来、凍結卵子を使って体外受精をする際にかかる体外受精費用等があります。クリニックへ支払う採卵・凍結費用、体外受精費用はクリニックにより異なります。

Grace Bankでは、これまでクリニック内で小型のタンクに保管されてきた凍結卵子を、液体窒素の自動供給システムと24時間の温度センサーによるモニタリングと監視システムを備えた大型タンクに一括保管することにより、高品位の保管体制とコストの削減を実現しました。

保管費用は2つのプランからご選択いただけるようになっています。①初期費用が5万円(税別)、毎年発生する保管費用が35,000円(税別、15個まで)、②初期費用が5万円(税別)、毎月発生する保管費用が3,500円(税別、15個まで)がご利用いただけます。

Grace Bankの費用について、詳しくはこちらをご参照ください。

Grace Bankの卵子凍結経験者のアンケート結果

2022年12月13日〜12月25日にかけて、Grace Bankの卵子凍結経験者へアンケートを実施しました。卵子凍結のきっかけ、卵子凍結で大変だった・つらかった・困ったこと、など、参考になる口コミもあります。詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

https://gracebank.jp/reportdetail_202301

まとめ

若いうちに卵子を凍結することで、将来の妊娠確率をアップさせることができます。卵子凍結のためのクリニック選びのコツは、立地や料金の他に、治療実績や口コミを参考にすることです。また信頼できる医師がいるかも大切なポイントとなります。

Grace Bankの卵子凍結は、全国に提携クリニックがあり、卵子凍結するときも融解後に体外受精するときも対応できるのが大きなメリットです。無料セミナーも実施しておりますので、お問い合わせはお気軽にこちらまでお願いいたします。

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

日本産科婦人科学会専門医


グレイス杉山クリニックSHIBUYA (東京都渋谷区)

杉山産婦人科の医師・培養士による技術を用いた質の高い診療を提供。
将来の妊娠に備えたプレコンセプションケアと卵子凍結にフォーカスした診療。
スタッフは全員女性。明瞭な料金設定も人気!

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