卵子凍結について

「子宮筋腫があるけど妊娠したい」 子宮筋腫の症状とは?不妊や流産の原因になる?手術後の避妊期間にできることがある?

子宮筋腫とは?症状とは?

子宮にできる腫瘍のことで、卵巣から分泌されるホルモンで発育します。30歳以上の女性の20~30%に見られます。初経前はみられず、性成熟期(18~45歳ごろ)に増大し、閉経後には一般的に縮小します。子宮筋腫の症状は、下記のようなものです。

  • 月経量が増える
  • 月経痛
  • 月経以外の出血
  • 腰痛
  • 頻尿
  • 不妊
  • おなら
  • 便秘
  • 不妊

筋腫ができる場所により、症状が異なり、内側の場合は小さくても症状が強く出やすい傾向にあります。筋腫が直腸を圧迫する位置にできると、おならが出やすい、便秘しやすい、ということがあります。また、不妊や流産しやすいといった症状もあります。

参考:子宮筋腫|公益社団法人 日本産科婦人科学会 (jsog.or.jp)

子宮筋腫の診断方法は?治療法は?

婦人科での超音波検査と診察で診断されます。筋腫が大きい場合は、MRI検査も行います。子宮筋腫の治療法には、手術と薬の2つの治療法があります。

先ず、手術の場合には、将来子供が欲しいかどうかで、子宮を全部取るか、筋腫だけ取るか選択することになります。筋腫だけ取る場合、小さな筋腫が残り再発することがあります。また、子宮を全摘しても、子宮は女性ホルモンを分泌していないので、更年期障害が起こることはありません。

次に、薬による治療法では、今のところ根本的に治療する薬はないため、月経を止めるのが治療のおもな内容となります。薬による治療は、筋腫を小さくしたり、出血や痛みの症状を軽くするために使用します。閉経前や手術前の一時的使用として選択することが多い治療方法です。

子宮筋腫の手術後は避妊期間が必要!妊娠のためにできることはない?

これから出産したい方で、子宮筋腫の手術を受ける場合は、術後に避妊期間数ヶ月以上は必要と言われています。では、妊娠をご希望される方にとっては、その期間何かできる事や、手立てはないのでしょうか。そこで、おすすめさせて頂きたいのは、術前に「卵子凍結」をしておくことです。「卵子凍結」を行えば、いざ妊娠したいと思ったタイミングに、自分の若く妊孕性の高い卵子を利用できるからです。より詳しく次章で見てまいります。

「卵子凍結保存」で得られるメリット

卵子は加齢とともに老化することはご存知でしょうか?卵子の老化とは、「卵子の量」や「質」が低下するということです。

「卵子の量」という点では、卵子のおおもととなる原始卵胞は、胎児のうちにすでにできていて、その数は約200万個といわれ、細胞分裂して数が増えることのできない非常に特殊な細胞のため、一度できた後は、数が減り続けます。20代では10万個、30代では2~3万個、閉経時には1,000個まで減少するといわれています。

「卵子の質」という点では、30歳前後より徐々に1回の排卵当たりの妊娠率が低下し始め、35歳を境に妊娠率は顕著に低下してゆき、また妊娠しても流産する確率が高くなってゆきます。この妊娠率の低下および流産率の上昇が所謂「卵子の質」の低下ということになります。このように、卵子の量と質とともに低下することは、加齢とともに抗えないということになります。しかしながら「卵子凍結」においては、いざ妊娠したいと思ったタイミングに、自分の若く妊孕性の高い卵子を利用できます。また、若い卵子であればあるほど、染色体異常や流産のリスクが少なく、卵子凍結保存は若い状態で卵子を保存できる方法として注目を集めています。

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【体験談】となりの卵子凍結保存 「ともさん」のお話をご紹介します。

ともさんは、地方にお住まいで、クリニックの選択肢が少ない点などでお悩みを抱えていらっしゃいましたが、Grace Bankの全国の提携クリニックを持つことに安心して「卵子凍結」を選ばれました。抜粋してご紹介いたします。

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まとめ

子宮筋腫の症状や治療法についてご紹介いたしましたが、子宮筋腫は不妊や流産の原因にもなるため、月経量や月経痛に変化があったら、悩まずに先ず早めに婦人科を受診しましょう。もし将来妊娠を予定していらっしゃるなら、未来に備える「卵子凍結保存」という方法もございます。どうぞこの機会に、Grace Bankの「卵子凍結」をご検討ください。

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▼この記事の監修は…

医師紹介:名倉 優子(なぐら ゆうこ)
杉山産婦人科 日本産科婦人科学会専門医

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