卵子凍結について

不妊予防支援パッケージとは?卵子凍結を福利厚生に導入する4つのメリット

厚生労働省の不妊予防支援パッケージの推進を受け、どのように取り組めばよいのか対応に困っている企業は少なくありません。ここでは、不妊予防支援パッケージの対応として、企業ができる取り組みについてご紹介していきます。

不妊予防支援パッケージとは? 

2021年7月に厚生労働省より公表された施策で、働く女性の「不妊の治療の支援」について記載されています。女性特有の健康課題や不妊治療の支援により、すべての女性が輝く社会、男女共同参画社会の実現を目指しています。

参考:厚生労働省「不妊予防支援パッケージ」

不妊予防支援パッケージを受けて企業が支援すべき3つのこと 

厚生労働省「不妊予防支援パッケージ」によると、気づかないうちに不妊のリスクが高まるのを予防するため、以下の3つの支援を推進しています。

  • 従業員の月経困難症・月経痛・PMSなどへの配慮
  • 女性の健康問題に対する職場の相談体制の拡充
  • 女性の健康問題に対する情報発信強化

例えば女性アスリートの場合、7割超のトップアスリートがPMSを自覚しています。実際、スポーツ界では生理が理解されていなかったと話す、元バドミントン日本代表の潮田玲子さん、元バレーボール日本代表の狩野舞子さんのインタビューをご紹介します。

不妊予防に効果的な「卵子凍結」とは

まだ妊娠する予定が決まっていなくても、今からできる妊活が「卵子凍結保存」です。卵子凍結はまだパートナーがいない女性でも、自分の意思で将来の妊娠に備えることができます。今後の人生の中で、今がいちばん若い卵子です。若い卵子を凍結保存することで、妊娠できる可能性を高めることができます。30代半ば~後半にかけて、卵子の数と卵子が妊娠する力はいずれも、大幅に減少するとされています。卵子が老化すると、妊娠できる確率が下がり、流産、染色体異常も生じやすくなります。卵子凍結保存は採卵した卵子を、高速で凍結する急速ガラス化法により凍結し、マイナス196℃の液体窒素内に保存します。それにより、半永久的にそのままの状態を保つことができるのです。

日本は、年齢による妊娠確率低下などの知識不足などが原因で、不妊治療で苦しむ人が多い不妊治療大国です。若い卵子を凍結保存し、将来の妊娠に備えられる卵子凍結は、不妊予防につながります。

そして卵子凍結を福利厚生に取り入れることにより、将来子どもを持ちたい女性社員のライフプランやキャリアの形成の選択肢を広げることができるのです。

「卵子凍結」を福利厚生に導入する4つのメリット

卵子凍結を福利厚生に導入する4つのメリットは以下のとおりです。

  1. 社員の不妊の予防にもなるので、不妊予防支援パッケージを推進できる。
  2. キャリアも私生活も充実させて、女性のワークライフバランスの推進になる。
  3. 世界的な取り組みである、SRHR(「性と生殖に関する健康と権利」)にも取り組める。
  4. 福利厚生として「卵子凍結」を導入していることを、企業の取り組みとして採用でアピールできる。

Grace Bankの「卵子凍結」「妊活支援」プログラム

Grace Bankの「卵子凍結」「妊活支援」プログラムは、業界トップレベルのドクターと連携したドクターズセミナーと制度設計のサポートで女性の健康課題に取り組み、女性活躍推進をお手伝いします。

業界トップレベルの専門医師である、グレイスバンクの提携ドクターとの連携

全国に提携しているクリニックは30院以上あります。

グレイスバンクの全提携クリニック一覧はこちら

内容も開催方法も柔軟にカスタマイズできるセミナー

セミナー内容や開催方法などをご要望に沿って、柔軟にカスタマイズしていただけます。これまでに行った企業向けのセミナーがこちらからご確認いただけます。

福利厚生導入の無料サポート

社員のリテラシー向上、管理職向け研修、担当者向け相談会、導入後のフォローアップなど女性活躍推進における福利厚生制度設計の支援を行っています。

<【導入事例】サイバーエージェント様>

サイバーエージェント様は福利厚生に卵子凍結を導入している企業のひとつです。

福利厚生の導入により、社内からポジティブな反応を得た会社の導入事例です。ぜひご覧ください。

まとめ

不妊予防支援パッケージは、気づかないうちに不妊になるリスクを避け、子どもを持ちたい人が持てる社会を目指すものです。企業ができることとしては、厚生労働省の不妊予防支援パッケージ推進を受け、女性社員の不妊に取り組む方法として、卵子凍結という方法があります。グレイスバンクの「卵子凍結」「妊活支援」プログラムを福利厚生としてぜひご検討ください。

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

杉山産婦人科 日本産科婦人科学会専門医


杉山産婦人科 (東京都新宿区)

70年あまりの歴史を持ち、過去10000人以上の患者様と向き合ってきた生殖医療専門クリニックのトップ施設。
不妊検診センター、内視鏡手術、体外受精など生殖医療に特化。
新宿駅至近の好立地で、19時まで診療しており、仕事と生殖医療の両立をサポート。

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