卵子凍結について

生理不順だと妊娠できる確率は下がる?生理不順の原因と対策

生理不順だと妊娠できなかったり、妊娠しにくかったりするのではないかという疑問や不安を持つ女性も多いのではないでしょうか?ここでは生理不順と妊娠の関係についてお話していきたいと思います。

生理不順でも妊娠できる可能性はある?

結論から言うと、生理不順でも妊娠する可能性はあります。生理不順でも、母体が若く、妊孕性(妊娠する力)の高い卵子が排卵されていれば妊娠可能性は十分にあるのです。

逆に生理周期が整っていても、無排卵月経だと妊娠確率はないですし、母体年齢が高く、卵子の質が低下していると、妊娠確率が低いのです。

ただし生理周期が整っていると、排卵のタイミングが正確につかめます。そのことにより、女性ホルモンバランスが整って卵子の質がキープできるため、妊娠確率が高くなることが多いと言われ、生理不順を治した方が妊娠確率は一般的には高くなります。

生理不順と妊娠の見分け方

生理がこないのは、単なる生理不順なのか、それとも妊娠しているのか。ここでは、生理不順と妊娠を見分ける決定的なポイントを2つご紹介します。

妊娠検査薬が陽性

尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)に反応して、妊娠しているかどうかを調べるのが市販検査薬です。妊娠するとhCGが子宮内の胎盤で生成され、生理予定日(=妊娠4週目)から尿中で検出されます。 生理予定日1週間を過ぎてから使うのが目安ですが、生理予定日頃から反応が出ることもあります。最近の市販の妊娠検査薬は精度が高いので、陽性反応が出ればほぼ妊娠で間違いないと言っていいでしょう。

基礎体温で高温期が続く

基礎体温は、排卵~生理前に高温期に入り、生理が始まるときにガクンと下がります。通常、高温期は排卵~生理前の14日間を指します。一般的に16日以上高温期が続く場合は、妊娠している可能性があると言われています。基礎体温は、体調・気温などにより変動することも多いため、妊娠検査薬を試すとより確実になります。

生理不順の原因

生理不順の原因として挙げられるのは、まず女性ホルモンバランスの乱れです。自律神経の乱れとも言われ、疲労やストレス、運動不足、無理なダイエットや瘦せすぎなどによる栄養不足など様々な要因によりホルモンバランスは乱れてしまいます。また、思春期など未発達によるものや、更年期などの加齢によるものなど、年齢もホルモンバランスが乱れる要因です。

さらに、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がんなどの婦人科系疾患なども生理不順の原因となりえます。たかが生理不順とあなどらず、思わぬ病気が隠れている場合もあるので、気になったときは早めに病院を受診することをお勧めします。

生理不順の対策

生理不順の対策は、まず女性ホルモンのバランスを整えることです。それには、以下のようなことを心がけたり、取り入れたりしてみましょう。

1.十分な睡眠

寝る前のスマホ閲覧はほどほどにして、十分な睡眠をとるように心がけましょう。

2.バランスの良い食事

食事はバランスを考え、サプリに頼るのは、「葉酸」などにとどめるようにしましょう。

3.適度な運動

無理なく続けられる適度な運動を取り入れましょう。

4.ストレス発散

ストレスを発散し、リラックスする時間を設けましょう。

5.漢方

生理不順によいとされる漢方もあるので、上手に活用しましょう。

また、婦人科を受診し、婦人科系疾患の検査や治療、更年期障害の治療などをすることで、ホルモンバランスが整い、生理不順の対策になります。

生理不順の人が妊娠確率を高めるためにできること

生理不順の人が妊娠確率を高めるためできることが3つあります。

生理不順をなおすこと

女性ホルモンバランスと生理周期を整えて、排卵タイミングをできるだけ正確に把握することが大切です。生理周期や排卵のタイミングの把握にはアプリでの管理がおすすめです。

若く妊孕性の高いうちに妊娠出産の準備を始めること

近年の医療技術の発達や研究によって明らかになってきたのが、妊娠には「卵子の質」が非常に重要だということです。卵子の質は、妊孕性(妊娠できる能力)と非常に深くかかわっていて、受精したあと正常に細胞分裂できる染色体を持っているかにも影響します。卵子の質は、加齢とともに低下することがわかっています。加齢によって妊娠確率が下がったり、子供の染色体異常が多くなったりするのは、卵子の質低下が原因と言われています。

若く妊孕性の高いうちに卵子凍結保存をする

加齢によって妊娠確率は下がるため、若く妊孕性の高いうちに卵子凍結保存をして、将来の妊娠に備えておくことをおすすめします。

卵子凍結保存は確実に卵子を採取するため、排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行い、いくつかの卵胞を育てて採卵に臨みます。そうすることで、1回で複数個の卵子を採取することができるのです。採卵した卵子は、高速で凍結する急速ガラス化法により凍結され、マイナス196℃の液体窒素内に保存することにより、半永久的にそのままの状態を保つことができます。(※1)卵子凍結保存にかかる費用は、麻酔なし、成熟卵9個を凍結・保管した場合ですと、約39万円です。(※2)

36歳を過ぎると、1年ごとに妊娠確率・不妊治療の成功確率などが大きく下がってきます。

卵子凍結にも年齢制限があり、採卵は40歳未満、凍結卵子の利用は50歳未満が目安とされています。1年でも卵子が若いうちに、卵子凍結保存をしておくことが、2年後・3年後の不妊治療の成功率を大きく左右する可能性があります。

卵子凍結、保管サービスを行うグレイスバンクは、国内最大級バンクであり、過去20年以上に亘って無事故を誇る安心の保管システムを運用するステムセル研究所と提携し、万全の環境であなたの大切な卵子を保管できます。(※3)また、グレイスバンクでは国内最高峰の厳選された不妊治療クリニックを全国に組織化しているので、転勤や引っ越しの際でも凍結卵子をどの提携クリニックでもご利用いただけます。(※4)

(※1)自社HPより内容抜粋
卵子凍結とは – Grace Bank(グレイスバンク) | 卵子凍結保管サービス
(※2)自社HPより内容抜粋
料金について – Grace Bank(グレイスバンク) | 卵子凍結保管サービス
(※3)自社HPより内容抜粋
23年間無事故の安心の保管システム – Grace Bank(グレイスバンク) | 卵子凍結保管サービス
(※4)自社HPより内容抜粋
厳選クリニックの全国ネットワーク – Grace Bank(グレイスバンク) | 卵子凍結保管サービス

まとめ

生理不順でも妊娠する可能性はありますが、まずは女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。そのためには睡眠や食事などの生活習慣を改善し、必要に応じて婦人科を受診し治療を始めると良いでしょう。さらに、より確実に妊娠の確率を上げるのであれば、若く妊孕性の高いうちに卵子凍結保存をすることをお勧めします。

監修者

名倉 優子 なぐら ゆうこ

杉山産婦人科 日本産科婦人科学会専門医


杉山産婦人科 (東京都新宿区)

70年あまりの歴史を持ち、過去10000人以上の患者様と向き合ってきた生殖医療専門クリニックのトップ施設。
不妊検診センター、内視鏡手術、体外受精など生殖医療に特化。
新宿駅至近の好立地で、19時まで診療しており、仕事と生殖医療の両立をサポート。

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