東京都 「卵子凍結に係る費用助成」が2024年度も継続決定しました。東京都に住む18歳から39歳までの女性に対し、卵子凍結に係る費用の助成額は合計で30万円(最大)、凍結卵子を使用した生殖補助医療の助成額は、凍結卵子を融解し受精を行った場合に1回につき上限25万円(最大6回まで)支払われます。
この記事では東京都 「卵子凍結に係る費用助成」について詳しく解説します。
目次
「卵子凍結」とは?
卵子凍結とは、将来体外受精することを見据えて、未受精の卵子を凍結保存することです。若いときに卵子を残しておくことが、将来の妊娠の可能性を拡げる選択肢の一つとなります。
参考)Grace Bank「卵子凍結の意義と可能性とは(動画)」
参考)公益社団法人 日本産婦人科学会 ノンメディカルな卵子凍結をお考えの方へ
https://www.jsog.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=302
みんなで一緒に知りたい卵子凍結のこと(卵子凍結の手引)
東京都が、卵子凍結を希望する方だけでなく、年代や性別を問わずあらゆる方に卵子凍結について正しい知識を知っていただけるよう、手引を作成しました。ぜひ、ご覧ください。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/ranshitouketsu/tebiki.html
東京都 「卵子凍結に係る費用助成」とは?
東京都の「卵子凍結に係る費用助成」とは、将来の妊娠に備える選択肢の一つとして、「卵子凍結・保存費用」及び「凍結卵子を使用し、卵子融解・授精・胚培養・胚凍結・胚移植・妊娠確認をする費用」を補助する助成制度です。卵子凍結に係る費用の助成額は合計で30万円(最大)、凍結卵子を使用した生殖補助医療の助成額は、凍結卵子を融解し受精を行った場合に1回につき上限25万円支払われます。
対象は?
対象は東京都に住む18歳から39歳までの女性※です。(※採卵を実施した日における年齢)
すでに不妊症の診断を受けており、不妊治療を目的とした採卵・卵子凍結を行う方は対象外となります。東京都若年がん患者等生殖機能温存治療費助成事業(小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業)の対象となる方も対象外となります。
また、以下の要件にすべて該当する方が対象になります。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/ranshitouketsu/touketsu/gaiyou.html
- 都が開催する卵子凍結に係る費用の助成対象者向け説明会へ参加した後、調査事業への協力申請を行い、協力承認決定を受けること。
- 本人が説明会に参加した日から1年以内に、卵子凍結に係る医療行為を開始すること。
- 説明会への参加を申し込んだ日から未受精卵子の凍結が完了し、都へ申請する日までの間、継続して東京都の区域内に住民登録をしていること。
- 説明会へ参加した日以降に、登録医療機関において医療行為を開始すること。
- 排卵を実施した日における対象者の年齢が18歳以上40歳未満であること。
- 凍結卵子の売買、譲渡、その他第三者への提供を行わないこと。また、海外への移送は行わないこと。
- 凍結卵子を用いて生殖補助を実施する場合は、必ず夫(婚姻の届出をしていないが、事実上の婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の精子を使用すること。
- 卵子凍結後も都の実施する調査に対し、継続的に回答すること。(調査は令和10年度まで実施)
- 調査協力助成を受けようとする医療行為について、他の法令等の規定により、国又は地方公共団体の負担による医療に係る給付の対象とならないこと。
助成金額は?
助成の対象となるのは、採卵準備のための投薬・採卵・卵子凍結費用です。
助成額は卵子凍結を実施した年度に上限20万円、次年度以降、保管更新時の調査に回答した際に1年ごとに一律2万円(令和10年(2028)年度まで実施)です。
また、実際に凍結した卵子を使用する際にも費用がかかりますが、「凍結卵子を使用した生殖補助医療への助成」を使用すれば、卵子融解・授精・胚培養・胚凍結・胚移植・妊娠確認までの費用にも助成がでます。(※1回につき上限25万円(最大6回まで))
※ 本人の使用又は廃棄により、本助成制度を活用して凍結した卵子の保管数が0個になった場合は、0個になった時点の直後に実施される調査までが対象です。
詳しくは東京都福祉保健局のHPをご確認ください。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/ranshitouketsu/shiyou/gaiyou.html
東京都「卵子凍結に係る費用への助成」の申請方法は?
- 説明会へ申込、参加 ※参加必須、説明会の有効期限は本人が説明会に参加した日から1年間です。
- 調査協力申請
- 決定通知書受領 ※2023年10月16日(月)以降の採卵周期が対象
- 登録医療機関を受診
※助成金を利用することをクリニックに伝えておきましょう - 卵子凍結実施
- 助成金申請(2024年4月1日~12月31日までに医療行為が終了した方は2025年3月31日(月)まで、2025年1月1日~2025年3月31日までに医療行為が終了した方は2025年6月30日(月)まで)
- 調査への回答
- 助成金受給(最大20万円)
- 次年度以降は保管更新時にアンケート調査に回答し、助成金の申請を提出(上限2万円/年、最大5年間 ※2028年度まで)
※ この助成金は、令和5(2023)年10月の制度開始以降、お一人につき1回のみ受けられます。
卵子凍結時の助成金の申請期限は、卵子凍結に係る医療行為が終了した日によって決まります。
卵子凍結に係る医療行為が終了した日 | 申請期限(厳守) |
2024年4月1日~2024年12月31日 | 2025年3月31日(月) |
2025年1月1日~2025年3月31日 | 2025年6月30日(月) |
令和6年度の説明会を開催中 ※参加必須・本人が参加した日から1年有効
助成金の申請には説明会の参加が必須になります。
本人が説明会に参加した日から1年間は助成要件の一つである「説明会への参加」が免除されます。説明会の有効期限までに、卵子凍結に係る医療行為(※)を開始した場合は、再度の説明会への参加は不要です。
(※卵子凍結に係る医療行為の開始とは、採卵に向けた投薬又は自然周期の場合の卵胞の発育モニターやホルモン検査等を指します。)
下記リンク先(LoGoフォーム)から必要事項を入力し、お申込みいただけます。
【申請フォームURL】
令和6年度 卵子凍結に係る費用の助成対象者向けオンライン説明会 参加申込フォームhttps://logoform.jp/form/tmgform/ranshitouketsu2024
【説明会の概要及び注意事項】※必ずお読みください。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/ranshitouketsu/touketsu/gaiyou.html
- 説明会は開催日により時間が異なりますので、ご自身のご都合にあわせて予約してください。なお、令和6年7月以降、平日に加えて、各月、土曜日・日曜日をそれぞれ1回ずつ開催予定です。
- 令和6年7月11日(木)以降、各回の定員は175名(先着順)です。約2か月後の説明会まで予約可能です。
- 申込みにはLogoフォームのアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方は申込みリンク先の案内に沿ってアカウントのご登録をお願いいたします。
- 説明会の申込締切は、各回の2営業日前の17時です。(例:10月2日(月)開催分→9月28日(木)17時締切)。締切が過ぎた回の申込みについてはお受付けできません。ご注意ください。
- 都内に住民登録されている18~39歳の女性が対象です。対象となる方ご本人が説明会へご参加ください。
- 説明会はオンライン会議ツールで開催します。スマートフォンからご参加の場合は、アプリケーションのダウンロードが求められる場合がありますので、当日は余裕を持ってご準備ください。
- 説明会の時間は、1時間~1時間半程度の予定です。説明会中は、事務局側で出欠及び参加状況の確認を行うため、特段の指示がない限り、常にカメラオンにしてください。(カメラ映像は事務局のみが確認可能です。)
- 対象要件を満たす申込者の方へは、開催前までにオンライン説明会のリンクをお送りします。電子文書発行のお知らせメールが届きましたら、再度Logoフォームへログインいただき、説明会のご案内(PDF)、説明会URL(申請先からのメッセージ欄)及び参加者ID(R6+5桁の数字)をご確認ください。
- 説明会当日は、説明会のご案内(PDF)のリンクをクリックいただくか、説明会URLを直接ブラウザに貼り付けていただき、ご参加をお願いいたします。
- 説明会参加時、参加者名(お名前欄)は参加者ID(R6+5桁の数字)を入力してください。参加者IDにより、各確認を行います。なお、今後の申請の際にも参加者IDが必要となりますので、忘れないようにメモ等をお願いいたします。
「卵子凍結に係る費用の助成対象者向けオンライン説明会」に参加した後、卵子凍結への支援に向けた調査事業への協力申請を行わない方 (卵子凍結の実施を見送った方など)は、下記リンク先からアンケートへのご協力をお願いします。
【説明会後アンケート】卵子凍結に係る費用の助成対象者向けオンライン説明会に関するアンケート
https://logoform.jp/form/tmgform/setsumeikaigo_questionnaire
説明会に参加した次のステップは?
説明会に参加後、助成金を使用して卵子の凍結保存を希望する場合は、協力申請に進みます。
申請日は、電子申請の場合は東京都へ申請が到達した日、郵送の場合は消印日です。
下記リンク先(LoGoフォーム)から必要事項を入力し、必要書類のデータ(PDF等)を添付して申請します。
承認決定通知書はLogoフォームから電子文書にて通知されます。
【事業への参加申請】卵子凍結への支援に向けた調査事業協力申請フォーム
https://logoform.jp/form/tmgform/ranshitouketsu_kyouryokushinsei
※説明会への参加完了前に協力申請したものは全て対象外です。
※以前に説明会に参加後、協力申請実施し、既に承認決定を受けている方で、説明会参加から1年が経ってしまったため、再度説明会を受講された場合は、以前に申請いただいた申請を補正していただく形で対応いたします。Logoフォームから別途連絡が必要なため、希望される方は、メールの作成(必要事項の記入)・送付をしていただき、Logoフォームからくる補正依頼メールをお待ちください。
※やむを得ない事情で電子申請が利用できない場合は、郵送方法のご案内も可能とのことですので、東京都福祉保健局家庭支援課までお電話でご相談ください(03-5320-4362)。
■添付書類
①住民票の写し(原本) マイナンバーの記載は不要 説明会申込日と申請日で住所が異なる場合は、戸籍の附票も併せて提出が必要です。 原本をPDFや画像データにして添付してください。 | ※卵子凍結を実施するご本人の住民票を提出してください。 ※申請日から3か月以内に発行されたものに限ります。 ※郵送により申請する場合は、原本をご提出ください。 |
②誓約書(自署・原本) 東京都福祉局HPから様式をダウンロードし、必ず自署(自筆)をお願いいたします。 自署した原本をPDFや画像データにして添付してください。 | ※誓約内容をよくご確認の上、同意される場合のみ本事業へ参加していただけます。 ※契約書の原本は、お手元に大切に保管してください。 |
【注意事項】
※申請書添付書類の発行等にかかる手数料などは、申請者様にご負担いただきます。
登録医療機関を受診し、卵子凍結を実施|Grace Bankの都内提携クリニックは登録医療機関です
東京都「卵子凍結に係る費用への助成」の登録医療機関は10月16日(月)に公表されました。グレイス杉山クリニックSHIBUYAをはじめとするGrace Bankの都内すべての提携クリニックは登録医療機関です。
説明会に参加し、協力申請をされましたら登録医療機関を受診し、卵子凍結を実施します。
卵子凍結に係る医療行為が終了した後、卵子凍結への支援に向けた調査事業受診等証明書(凍結時)の記入を医療機関に依頼してください。(※作成には文書料がかかる場合がございます。医療機関にお確かめください。また、作成に数日~数週間程度の時間がかかる場合もありますので、時間に余裕を持った依頼をお願いいたします。)
下記書類をそろえ、助成金の申請をお願いします。なお、事業協力承認決定通知書をお送りした方に対しては、個別でLoGoフォームからもご連絡します。
申請フォームに必要事項を入力し、必要書類のデータ(PDF等)を添付して申請してください。原則、電子申請となり、申請にはマイナンバーでの認証が必要になります。マイナンバーカードを保持しておらず申請ができない方は、
助成金申請の期限は令和6年4月~12月に医療行為が終了した方の申請期限は令和7年3月31日(厳守)、令和7年1月~3月に医療行為が終了した方の申請期限は令和7年6月30日(厳守)です。申請日は、電子申請の場合は東京都へ申請が到達した日です。
助成承認決定通知書は、Logoフォームから電子文書にて通知します。
本申請については、申請フォームの仕様上、一度送信した申請は修正ができません。 そのため、申請内容に誤りがあった場合は、いただいた申請を取り下げし、再度ご申請いただくこととなります。
【提出書類】詳細はこちらをご確認ください。
マイナンバーカード認証付申請フォームに添付 |
①卵子凍結への支援に向けた調査事業受診等証明書(原本) |
②住民票の写し(原本) |
③領収書のコピー |
④通帳等のコピー |
アンケートフォームから回答 |
⑤卵子凍結に関するアンケート調査(凍結時) |
マイナンバーカード認証付申請フォームを使用しない場合 |
⑥卵子凍結への支援に向けた調査事業 調査協力(凍結時)助成申請書 |
⑦支払金口座振替依頼書 |
説明会参加後に協力申請を都に提出→都から協力承認決定通知書を受領→卵子凍結に係る医療行為を開始という順で進めてください。ただし、やむを得ない場合は以下も助成対象とします。
(説明会参加後に)協力申請を都に提出→卵子凍結に係る医療行為を開始→都から協力承認決定通知書を受領
(説明会参加後に)卵子凍結に係る医療行為を開始→協力申請を都に提出→都から協力承認決定通知書を受領
【注意点】その他の対象要件を満たさずに協力申請が不承認となった場合には、自己の判断で開始した卵子凍結に係る医療行為により発生した費用は全額自己負担となります(助成対象にはなりません)。
提出した書類を都で審査し、全ての要件を満たしている場合は、調査協力助成承認決定通知書をLoGoフォームから電子文書にて通知します。(要件を満たしていない場合には、不承認決定通知書が届きます。)調査協力助成承認決定通知書が届いた約1か月後に、ご指定の口座に、都から助成金が振り込まれます。
マイナンバーカードを保持しておらず、上記に記載の申請ができない方につきましては、一部追加で作成していただく書類がございます。マイナンバーカードがない方が申請を希望する場合、『ranshi-touketsu@section.metro.tokyo.jp』宛に参加者ID、氏名、生年月日、電話番号を記載の上、申請に必要な様式の送付依頼連絡をくださいますようお願いいたします。
→メール作成はこちらをクリック
その後、概ね1週間程度で都から申請に必要な手続きについてメールで案内します。令和6年9月から追加で作成する書類についても電子申請フォームへの添付が可能となりました。既に都から手続きの案内を受けている方で、まだ郵送をしていない方については、今後電子申請フォームへの添付をお願いします。(順次個別にご案内が届きます。)
卵子凍結を終え、凍結保管中の卵子がある方
※卵子凍結を行い、令和5(2023)年度中に都が開始した卵子凍結に係る費用助成を受けた方で、凍結保管している卵子がある方が対象です。
卵子凍結への支援に向けた調査事業(凍結時)助成金(以下「凍結時の助成金」という。)を受けられた方は、令和6(2024)年度以降、凍結した卵子の使用状況等の調査(以下「後年調査」という。)に回答いただく必要があります。原則、卵子を凍結した日(凍結日)の1年後の日から3か月以内に後年調査に回答するとともに、助成金を申請します。
※ただし、卵子を凍結した際の助成承認決定日が初回の凍結した卵子の使用状況等の調査の回答期間の開始日(凍結日の1年後の日)以降になる場合は助成承認決定日から3か月以内にお願いします。
後年調査に回答し、あわせて卵子凍結への支援に向けた調査事業調査協力(保管時)助成申請(以下「後年調査時の助成金申請」という。)をしていただいた際に、1年ごと一律2万円助成されます。(令和10年(2028)度まで実施予定)現在都内におらず、都外に転出(海外を含む)の場合も、後年調査及び後年調査時の助成金申請の対象となります。
※対象である限り、後年調査への回答は必須です。
※「対象」の考え方は以下のとおりです
(1)凍結時の助成金の支給対象となった卵子凍結で保管した卵子が1個以上残っている方
(2)本人の使用又は廃棄により、都の助成金支給対象となった卵子凍結により凍結した卵子の保管数が0個になった場合は、0個になった時点の直後に実施される後年調査までが対象
後年調査の回答フォームのリンク及び後年調査時の助成金申請フォームのリンクについては、対象者の方のみにLogoフォームを通じて連絡されます。(福祉局ホームページには掲載されていません)
転居等により連絡先が変更になった方
卵子凍結を実施し助成金申請をした際に、都へ提出した情報から変更があった場合は、変更事由が発生した日から30日以内を目安に、LoGoフォームの変更届から届け出てください。変更届を提出する必要がある情報の種類は、氏名・住所・電話番号・メールアドレスです。氏名または住所が変更になった場合は、住民票の写し等、氏名または住所を確認できる書類を添付します。
【変更届】卵子凍結への支援に向けた調査事業 申請者情報変更届出フォーム
https://logoform.jp/form/tmgform/ranshitouketsu_henkou
変更事由が発生した日から30日以内のに申請をお願いします。
実際の卵子凍結に係る費用例
卵子凍結に係る費用は、クリニックや採卵する卵子の個数によって異なります。
渋谷駅から徒歩4分、宮下公園向かいのcocotiビル5階にあるグレイス杉山クリニックSHIBUYAでは、各種検査、排卵誘発剤、局部麻酔、採卵・凍結費用を含む未受精卵凍結(卵子凍結)をパッケージ料金で提供しています。
【グレイス杉山クリニックSHIBUYAの卵子凍結パッケージプラン】
- 凍結個数 1個〜5個 330,000円(税込363,000円)
- 凍結個数 6個以上 380,000円(税込418,000円)
詳しい料金はこちら⇒https://grace-sugiyama.jp/price
これまで経済的なハードルで卵子凍結に踏み出せなかった女性も、東京都の「卵子凍結に係る費用への助成」(最大30万円)の利用で、卵子凍結に踏み出せそうです。
卵子凍結保管サービスは「Grace Bank」がおすすめ
不妊治療の実績ある提携クリニックで採卵し、長期保管に適した大型タンクで安心して卵子を保管できるのがGrace Bankの特徴です。
- 確かな実績を持った経験豊富な有名不妊治療クリニックと提携。将来の体外受精時には、凍結卵子をどの提携クリニックでも利用可能
- クリニック内の小型タンクによる保管とは異なり、さい帯血バンクのステムセル研究所と提携し、25年以上無事故を誇る専用大型タンクで一括管理
- 保管施設は地震や津波に強いエリアに設置され、停電対策も万全、安心のシステムで大切な卵子を保管
凍結した卵子は、25年以上無事故という信頼の置ける場所で保管できるので安心です。将来の体外受精時に、全国の有名不妊治療クリニックで使用できるというメリットも得られます。もし、将来転勤などで居住地が変わっても、凍結した卵子を使える安心感があります。
保管費用は初期費用55,000円(税込)と年払い38,500円(税込)または月払い3,850円(税込)の2つのプランからお選びいただけます。
卵子凍結について興味がある方・実際に検討されている方は、ぜひグレイスバンクの無料セミナー等もご活用ください。
卵子凍結保管サービス「Grace Bank」ご利用の流れ
- 凍結卵子の保管準備として、Grace Bankへの登録が必要です。ご登録後に、提携クリニックでの初診予約を行なってください。⇒マイページ登録
- お近くの提携クリニックにお電話やWEBにてご予約をお願いします。その際、グレイスバンクを利用する旨をお伝えください。
- 提携クリニックにて初診問診、エコー検査、AMH検査を含む血液検査(感染症のチェックなど)、卵子凍結についてのご説明を行います。
- 初診終了後、卵子凍結を実施することが決まりましたら、別途保管のお申し込みが必要です。必ず誘発開始前までにお申し込みを完了してください。
- 採卵に向けての準備を行います。ホルモン検査を行って排卵の誘発方法を決定し、服薬や注射を開始します。採卵周期は生理1~3日目から開始し、実際の採卵まで2週間程度かかります。その間、通院は平均で2~3回必要になります。
- 提携クリニックにて採卵・凍結エコー検査を行い、排卵していないことを確認します。問題がなければそのまま採卵手術となります。手術自体は10分程度で終了しますが、麻酔の状況によっては回復に数時間〜半日かかります。
- グレイスバンクへの採卵報告採卵が完了しましたら、グレイスバンクのマイページから採卵した日付をご登録のうえ、保管プランを選択してください。そのままお支払いまでお手続きをお願いいたします。⇒卵子凍結保管プラン
- 専門業者がクリニックからステムセル研究所に移送し、保管・管理いたします。ステムセル研究所に入庫が完了しましたら、完了報告のご連絡をお送りいたします。⇒保管管理体制について
- 将来、凍結卵子を利用した不妊治療を受ける際には、マイページから凍結卵子移送申請をしてください。その後、グレイスバンクが移送の手配を行います。
- 提携クリニックに到着した凍結卵子は、培養室で安全に融解され、体外受精のプロセスに入ります。
※東京都卵子凍結に係る費用助成に関するお問合せ先は、東京都福祉局の子供・子育て支援部家庭支援課母子医療助成担当(03-5320-4362)が窓口 です。平日の9時から17時までの間に、お電話で受付をしております。時間外にお問い合わせいただいてもお答えできない場合がございます。