9月30日からグレイスグループで始まった、「かかりつけ婦人科医を持とう!」キャンペーン。早速反響をいただいておりますが、「まだ婦人科に行く勇気が出ない…」という方のために。今回、初めてご自身の不調と向き合うために婦人科を受診する、都内にお住まいのマリさん(44歳・仮名)に密着取材しました。
編集部:どんなキッカケで今回婦人科に行こうと思ったんですか?
マリさん:子どもを産んでいるので産婦人科にはかかったことがあるのですが、これまで自分の体の不調で婦人科には行ったことはありませんでした。これまで生理痛がつらい時も、市販の鎮痛剤でやり過ごしてきましたし、生理の2日目など動くのも億劫な日でも、「このくらいで病院に行くのは大げさかな」と、ずっと我慢してきました。
そんな時、周りの友人から避妊リングの「ミレーナ」を使っている話や、ピルで生理痛がほとんどなくなったという話を聞く機会がありました。私も毎月の生理の悩みから解放されるなら、と一度受診してみようと背中を押されました。
今回マリさんが訪れたのは、丸の内の森レディースクリニック。

いざ!婦人科受診
編集部:なぜ。丸の内の森レディースクリニックを選ばれたんですか?
マリさん:正直、これまで婦人科の受診をためらっていた理由のひとつは、近所のクリニックの先生が男性で、少し抵抗があったからです。身近に信頼できる女医さんがいるクリニックがなかなか見つからず、結局長年放置してしまいました。

また今回、もしピルを処方されるとしたらグレイスバンクのLINEで知った「婦人科ダイレクト」を使いたいと思っていたので、婦人科ダイレクトの提携クリニックの中から自宅から通いやすい場所であること・女性の先生であることを条件に検索し、丸の内の森レディースクリニックを選びました。
※婦人科ダイレクトとは?
ピルや漢方を「保険診療」で安心・便利に処方・自宅にお届けするサービスです。全国の信頼できる婦人科・レディースクリニックと提携し、女性の心と体のサポートをしています。
詳しくはこちら https://grace-care.jp/fd/
※婦人科ダイレクト利用の場合は、1年に1度の対面診療が必要です。
※体調の変化・不調がなく、同じお薬の継続処方の場合に限り、オンラインで受診いただけます。
※初診の検査結果のお伝えやピルの飲み始めの副作用確認などで、複数回の対面診療が必要となる場合もあります。
まさか私が!対面診察だからこそ分かった「子宮内膜症」
編集部:初めての診察はどうでしたか?

マリさん:診察では、まず問診とエコー検査を受けました。すると、思いがけない結果が!「ただ生理痛が重いだけ」と思っていたのに、エコー検査で、2cmほどの白い丸い影が2つ見つかり、子宮内膜症と診断されたのです。最初すごくびっくりしたのですが、先生に「良性だから大丈夫。ジエノゲストを飲み続けると症状も和らぐと思うから安心してね」と声をかけていただきました。
放っておくと悪化し、将来的にはがん化のリスクも指摘されている子宮内膜症。「このタイミングで検査しておいて本当によかったわね」と先生にもおっしゃっていただいて、私も心からそう思いました。
処方されたお薬
編集部:生理痛緩和のためにピルの処方をご希望でしたが、今回ピルは処方されましたか?
マリさん:治療について先生と相談したところ、私は40代ということもあり、40歳以上で初めてピルを飲むのは副作用のリスクがあるためおすすめしないとのこと。代わりに提案されたのが、ジエノゲスト錠0.5mgというお薬でした。
この薬は、子宮内膜症の治療にも効果が期待できること、また毎月の生理痛も徐々に和らぎ量も少なくなることが多いと聞いて、あの我慢していた痛みや鈍痛から解放されるのかと思うと、とても気持ちが軽くなりました。

マリさん:今回は初めての診察ということで、まず1ヶ月分を処方していただきました。
ジエノゲストも、ピルや漢方同様毎日継続して服用する必要があると聞いたので、薬をもらうためだけに毎回通院するのは少し面倒だと感じていました。しかし、「婦人科ダイレクト」なら一度対面受診した後は、オンライン診療で薬を自宅に届けてもらえます※1。そのサービスを利用することを見越して、会計時に診療情報提供書※2を発行してもらいました。(受付の際に、あらかじめ「婦人科ダイレクトを利用する予定なので診療情報提供書をお願いします」と伝えておくとスムーズなようです。)
※1 婦人科ダイレクトのご利用の場合も、お身体の状態を確認するため1年に1度の対面診療が必要です。
※2お薬が切れる前に婦人科ダイレクトのオンライン診療「コールドクター」を利用する際に診療情報提供書の添付が必要になります。
受診して感じたこと
編集部:もし最初からオンラインのピル処方サービスだけを利用していたら、子宮内膜症は見つからなかったかもしれませんよね。対面で診察を受けることの大切さを私たちも実感しました。
マリさん:はい、先生にも「婦人科ダイレクトをキッカケに、婦人科にきてよかったね」と言われました。
また、「生理痛くらいで病院に行くなんて…」と思っていた私ですが、生理痛は我慢しなくていいこと、そして治療によって症状を軽くできることを初めて知りました。この経験は、娘たちにも伝えなければと、親子で健康について改めて考える良い機会になりました。
今まで我慢してきた時間や不安を思うと、もっと早く相談していればよかったと思います。
また今回の機会を通じて、信頼できる先生に出会えたことは大きな安心になりました。また体で不安なことがあったら、宋先生に相談したいと思います。
最後に
グレイスグループでは、「かかりつけ婦人科医を持とう」キャンペーンを実施中です。今回取材したマリさんのように、普段は元気でも生理痛だけは我慢している、という女性は多くいらっしゃるのではないでしょうか。この記事が、婦人科受診を迷っている方の背中を少しでも押すきっかけになれば幸いです。婦人科ダイレクト利用についても、また別の記事でご紹介予定です。
