医学的卵子凍結の完全無償化を目指す

クリスタルギフト・プロジェクト

私たちグレイスグループは、若くしてがんに罹患した女性の将来の選択を応援するため、医学的卵子凍結の完全無償化に挑戦します。

抗がん剤や放射線によってがんの治療を行うことにより、若い女性の卵子は、回復不能なダメージを負うリスクがあります。このような治療の前に、卵子もしくは卵巣の一部を採取し冷凍保管しておくことにより、将来の妊孕力(妊娠する力)を保ち、がん寛解後の未来に希望が持てることは、将来実際に子供を授かるかどうか、というだけでなく、病気と闘うためのモチベーションを維持するためにも、非常に大きな意義があります。最新の厚労省の推計によると、経済的理由から卵子凍結を諦め、将来の妊孕力を失っている若年の女性がん患者の数は、年間4,000人にも上ります。

海外では、地域を横断して生殖医療機関が連携しながら、若年がん患者の妊孕力を温存するための活動が増加しており、ドイツ、オーストリア、スイスの三か国で、100を超える生殖医療機関が国境を越えて連携して共同の凍結保管施設を運営する取り組みである「FertiPROTEKT」は、その先駆的・代表的な取り組みです。これに対して、日本では、卵子凍結をはじめとする、がん患者が将来の妊孕力を温存するための医療行為は、現時点では保険の対象になっていません。ただでさえ精神的、肉体的、経済的に大きな負担を強いられている若年がん患者が、経済的な理由で卵子凍結をあきらめなければならない状況は、決して看過されてよいものではないと私たちは考えます。

「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」の活動や、厚労省による助成の検討作業の開始など、ようやく日本でも、遅まきながらこの事態を解決するための動きが始まったところですが、がんに罹患した方々のがん治療は待ったなしで一刻を争うため、制度が整うまで悠長に待っている訳にはいきません。

若年女性がん患者の凍結卵子保管費用を10年間無償提供します。

グレイスグループが構築する凍結卵子の保管体制は、既存の仕組みに比べて高品位でありながら大幅にコストを削減することに成功しました。グレイスグループはこの仕組みを活かして、若年女性がん患者の凍結卵子の保管費用(補助金超過分)を10年間無償で提供します。

ただし、がん患者の方が卵子凍結をするのに必要な費用は保管費用だけでなく、高額の採卵費用やクリニックに通うための交通費などもあり、グレイスグループだけで全ての費用を賄うことは、残念ながらまだ難しいのが現状です。厚労省や自治体からの助成、また保管費用の無償提供でもまだ足りない部分について、みなさんのお力を借りながら、グレイスグループでは医学的卵子凍結の完全無償化プロジェクトに取り組んでいく所存です。

クリスタルギフト・プロジェクトとは、凍結卵子の融解後の生存率を飛躍的に高めた日本生まれの技術であるガラス化凍結法にちなんだ名称であり、将来こどもを持つことを願う若くしてがんに罹患した女性たちにとっては、将来の輝き・希望に満ちた贈り物(=クリスタルギフト)となります。このプロジェクトは、公益財団法人杉山記念財団の全面協力のもとで展開していきます。

女性が願うあらゆるライフプランが、社会的制約なく叶えられる社会をつくりたい。

私たちグレイスグループは、健常者の方の「選択的卵子凍結」のサポートと共に、「医学的卵子凍結」の無償化により、がんを患う女性たちの将来の可能性を広げ、日本の少子高齢化の改善にコミットします。

すべての女性の未来の可能性を広げるために。

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